Instinct R20'(20禁)│虎牛。アルコールに侵されたつもりで、ちょっと酷いけど愛あるエロ。

※オフィシャルのマスコット銀さん(トラ)×土方君(牛)の話です。

 


ピンポーン。軽やかな音色を立てて宅配便が森深くの虎と牛が暮らす
一軒の家に来たのは、雨が明けたまだ朝と呼べる時間帯だった。


例によって、昼まで起きてこない虎の部屋を横目で見つめつつ、
それを受けとった。宛先は虎になっているが、送り先の名前は箱には書いていない。
それを長いこと眺めていた。
もしかしたら爆発物であれば、それを開封することは躊躇われる。
なんにせよ、宛先は虎になっているのだから起きるまで待とうと
思い、視線を外さぬようにして朝食を作って食べていたところ昼近くになって
、眠い目を擦りながら虎は起きてきた。



「ぅおーい、おはよーぅ。今日も甘いミルクを頼むわ」
「自分で入れてこいよ」
「しょうがねーなァ、銀さんが搾らねーと出ないって…ゴフッ!」
そういってまとわり付く虎を右手ストレートでいなして、再び朝食に戻った。


しかし得てして見慣れないものは目に付くものだ。宅配便を虎が手に取り
不思議そうに見つめるのを横目で確認しながら、箸を器用に使って
食べようとした矢先に、虎の行動に固まって箸を取り落とした。。




「てめーナニ開けてんだァアアア!!」

「いや、俺に来た荷物だし、なんか甘い匂いするしさァ」

きっと甘味に困ってないかって心配したどこかの可愛い子からの差し入れだろ、と
片目を瞑る。

それが妙に堂に入っていて、少し見惚れてしまうと、その間に開けられた箱には
丸く平たくて茶色いものが5個ほど入っていた。
虎が好きな甘味なのか、それにしても送り先が分からないものを食べさせるかどうか
と迷っているとあーん、と口を開けた虎は注意をする間もなく口へと
一口頬張った。



「…ん。うめ」

「ばか、お前…ッ誰かわかんねーのから来たのに…ッ!」

「心配してくれてんの?…優しいなァ、多串君はァ…」

そういうとこ好きだよ、と言いながら此方へと近づく虎の瞳は何故か見れなかった。



何せそのまま床に引き倒されたので。



驚いて二の句が紡げない。大きな音がして背骨が床へと叩き付けられた衝撃で声が出ない。
軋む様に背が音を立てたのを知りながら、見下ろす瞳の恐怖を知った。
決して草食の俺達が適わない肉食獣の瞳だった。
何が起こったか分からずただ得物を目の前にして舌なめずりをする虎に押さえ込まれている。
発情期は月が満ち欠けする、確かそれからまだ満月を2回ほどしか数えていないから
それではないと分かる。

しかし、背筋をざわざわと動物の本能を感じている。

銀時の赤く濡れた瞳を覗き込んでしまえば、その奥に覗く金色の欲に
生け贄のようにただ身を捧げるしか術はないのだった。




「はぁ、…ッぅんん……ッ!」

カリカリ、と胸の突起を爪先で引っかかれめくり上げられたワンピースは
首の辺りまでめくり上げられもう隠すものは何もなくなっている。
性急気味に合わされた唇からは唾液が伝って毀れる。
目を覗き込んで銀時の欲に引きずりこまれるのが嫌だったから、目を閉じたせいで次に何が起こるか
分からない恐怖に白黒の耳が震えてしまう。
しかし、虎の欲に晒されることに慣れた身体は、その恐怖すらももどかしい熱へと身体を
じりじりと焼いた。

カタカタ、と震える肩に、虎は剥き出しにはせずに甘く噛んで歯形を作った。

ピリ、と何か裂ける音がして目を見開けば、下着として使っていたドロワーズが切り裂かれ
下肢が剥き出しになっていく。

唇を合わされたままのためくぐもった声で抗議をするために銀時の腕を掴むが
もはや何の威力もなされなかった。
それどころか、その些細な抵抗さえ虎の愉しみになってしまっている様だった。

ガリガリと虎の背を爪で引っかいても、引っかいた分だけ胸の突起が指で挟まれ
痛みに首を晒してしまう。形が変わるほど揉まれた突起は赤く腫れ上がり尖っている。



「…い、た・・・ッ、…ぁあ・・・ッ」

「嘘吐き、痛いっていいながら、汁いっぱい出てんじゃん?」
そのうち本当にミルク出ちゃったりして、そういって摘んだ箇所を舌で舐め辿られ
小さく息を呑んだ。焼ける様に痛いのは身体じゃなくて心のほうかもしれない。
突起は吸い付かれ、思わず身体の芯に血が昇るのを感じて首を振るうと
くく、と咽喉を震わせた虎は、再び唇を塞ぐ為に唇を押し付ける。
何がどうなっているのかわからない。
発情期でもないのに、このように乱暴に扱われたことはない。
血にぬれたように赤くなった虎の双眸はギラリと欲に輝いていた。
それは禍々しく美しい一匹の孤独な肉食獣そのもので。
肉片も残らず自分は食われてしまうだろうと、ただそれだけを思いながらも
恍惚とした表情を浮かべていた。
あの美しい牙に噛まれれば一溜まりも無いだろう。
それなのに身体はぶるりと震えて欲に身体が支配されていく。


死と快楽の隣り合わせの快楽は、肉食獣に貪り食われるだけの存在の自分達草食
動物に定められた一つの、そうこれが本能。



グチャ、と濡れた音が響き渡って、自身が虎の咥内に含まれていく。



「…ッ、ひ、…ァ!アァ、…ア!」
既に口付けと胸の突起への愛撫で支えなくとも立ち上がっていた自身は
咥内で更に熱を増して屹立した。引き攣れたような声が咽喉奥から
零れ落ちて口を閉じる間もなく、口端から唾液が顎まで伝って零れ落ちた。
足を大きく虎へと広げて急所である箇所を口に含まれているのは
恐怖であり、本来ならば力をなくさなければならない場面なのだが、
己自身は力強く立ち上ったままいやらしく蜜を零している。
それを直視したくなくて目を閉じると、ことさら見せ付けるように聞かせるように
舐める音を響かせ始める虎に、力を無くした牛の尻尾で虎の頬をなぞった。
それは優しげながら、ねだるような動きで。
恐怖と隣り合わせの快楽に己は既に酔っているのかもしれない。
もうこの熱を何とかしてほしいと、言葉には出さずに訴えるように広げたままの
両足をもっと自分の意思で広げて見せて腰を揺らした。



「…イきたいの?…前で?…それともここで?」
唇を吊り上げた虎は自身の尖端を丹念に舐めながら咽喉を震わせ、それからゆっくりと
弄られていないにも拘らず大きく開き始めている後孔に親指の腹を押し付けた。



「は、…ッ…ッ、ア…ァッん…ッ、」
「ほら、言わないとさァ、そのまま突っ込むよ?」
「…ッぎ、んとき…ッ…ッ」
その隙に押し付けられた親指に慣らされるだけ慣らされた箇所は吸い付くように
親指の腹を愛撫しているのが伝わる。
自分の意思ではどうにもならない身体の反射。
それに自分はどうにもできなくって、目の前の虎に縋る事しかできなくって
手を伸ばし首の後ろへと手を伸ばして抱きしめる。



「イ、きたい…ッイかせて、…くれ…、ヒアア…ッ!」
そのまままだ第一間接ほども入っていなかった箇所に指をいきなり
数本突っ込まれてその衝撃に張り詰めた自身が更に膨張するが、先走りの蜜が
吹き上がった程度で達することの出来なかった身体の熱が燻ってしまう。
その苦しさに耐え兼ねて瞳を開ければ、赤い瞳の虎は咽喉を低く震わせた。
答えは半分しか聞けてないというように、体内を弄る指をバラバラに動かして縦横無尽に
熱を煽ったり、痛みで吹き消そうとしたりする。
それに眉を顰めながらも咽喉を細かく震わせてしまう。
先に食べたお菓子(?)のせいだろうか、と思いながらもその意思に沿ったとしても
自分を貪りたいと言う銀時の本能が垣間見れた気がした。
その意思に自分はどうするのだろうと思いながら、牙を覗かせて興奮して
唸る虎に尖端の鈴口は大きく口を広げてダラダラと蜜を零している。
それだけで充分だった。



ドッチデモ、イカセテ?


声になったのか分からない。唇を吊り上げて不適に笑う虎が自分のパンツを
引き下げて育った屹立を指が今まで埋まっていた箇所に何度か押し付けると
指を引き抜いたと同時に押し付けていき、腰の力を使って根元まで押し込んでしまう。
指とは違う質量と硬さで押し広げられたその箇所は、そこがまるで心臓になったように
ドクドクと音を立てて異物を拒もうとするが押し込められるそれは、抗えない彼そのもので。



「ぁァアア――…ッ!ああ、アアあッ、ぎ、…ん…ッ」
「…ッ、アホ牛ィ、ギチギチ締め付けてねーで、力抜いてみな…ァ」
「ふ…ァ、…む、り…、ゃアあッ!」
引き剥がそうと肩に手を押し付けようとした動きを伸びてきた器用は尻尾に阻まれてしまった。
そのまま手首を拘束されると、少しだけ腰を後退させて尖端の膨らみ部分で内壁を擦りながら
腰を動かしながら広げさせた脚を肩に乗せて、二つ折りにして腹に自身を擦りつける。
そのまま唇に唇を重ねられ、そのぬくもりに音を立てて吸い付きながら求める。



「ふ、…ッゥ…ッは、…ァ、…ッん」
「…ふ、……」
角度を変えて舌を絡み合わせて先端で咥内をなぞられて、背筋に駆け上がるものを感じて
腰を揺すってしまえば、相手を飲み込んだ箇所がはくはくと口を開閉し、生理的な
雫が双眸から毀れる。
ぼやける視界に首を振るって焦点を合わせようとするも其れは適わなかった。
揺する腰をそのままに唇を重ね合わせたまま、腰をスライドされ更に奥へと
先端が到達する感覚に虎にしがみ付き、虎の咥内で絶叫した。



「ッぁ―――――…ッ!」
ガクガクと震え、殆ど堪える間もなく、自分の腹へ白濁を吐き出してしまうと体内に埋め込まれた
熱を締め付ける。それに僅かに呻いた虎はそれでも腰を動かしながら唇を解けば、
唇と唇の間を伝う銀糸にしばし双方で目を奪われる。
それは一瞬の交わりか、それでもつながっている箇所は身体の中心よりも深く。
まだ体内で燻るそれに腰を無意識に銀時の方へと押し付けながら抜け落ちてしまうのを恐れるように
再び深く繋がり腰を揺らす。白濁を吐き出して果てたばかりの自身は
白濁を未だダラダラと零しながら、接合した部分を濡らし赤く腫れた部分を白で染めていく。
達した直後であるのに、そのまま腰を激しく揺さぶられ最奥に到達する屹立に
翻弄され内腿がブルブルと震える。銜え込んだ箇所は細かく震え熱を逃がすまいと締め付け
むしゃぶりつくように蠢いているののが分かってしまう。



「ああ、ぁあ…ッ、ン…ァア!」
ぐちゅ、にゅぷ、と激しい水音が接合部分から響き渡るが、耳を塞ぐことも許されない。
床に擦られながら再び強く抜き差しされ、薄い白濁を飛び散らせて達してしまえば
虎も長いストロークを繰り返しながら最奥へとビシャリ、と熱を吐き出した。
もう声も紡げずにいると充分に浸透させられた蜜を奥へと最後まで注ぎ入れ
再び腰を動かし始める虎に「ひ…ッ」と咽喉を引き攣らせてしまう。

接合部分から毀れる蜜が双丘の溝を伝って堕ちていくのを感じながらも、もはや
抵抗の術もなく、再び吐き出してしまってもまだ硬く力を持つ銀時の熱が穿つのを止められなかった。
感じすぎてしまう身体に生理的な涙が再び双眸を覆う。
自分はこのまま食べられるのだろうか、それとも新しい何かにさせられてしまうのだろうか。


しかし身体は心とはまるで間逆だ。


縋るように吸い付くように蠢く内壁は、新たな悦楽を求めて更に振動する。
それに頭上で虎が口端を吊り上げて舌なめずりをしたと思えば世界が反転した。
手を床に付かされ、膝立ちのまま後から受け入れるポーズを取らされた。
半分ほど飲み込ませていた熱を再び後から奥へと突き入れられば、先ほどとは角度が変わり
あれが限界だと思っていた箇所よりも奥へと入ってくる熱に拒むことは出来ず
寧ろ体内は歓喜して向かい入れる。



「は、…、アアあッ!や、…ダメ…だ…、アア…ッ!アアアッ、し、…ぬ…ッ」
「ダメだとか良いながら、さァ…、」
この淫、乱牛ィと咽喉を震わせながら尻朶を捕まれ大きくストロークを繰り返され
目の前で白い火花が散ったように感じた。
付いた手は崩れ、肘で何とか身体を支えようとするも、膝も笑い殆ど銀時が腰を穿つその部分で
身体を支えられている。自分ですら見たことがない後孔をまじまじと見られながら
熱で焼かれその灼熱に何度も咽喉を震わせながら、銀時が揶揄する言葉にすら感じてしまう。
尻尾を手に取られ上に引っ張られると更に角度が変わった抜き差しにもがく様に床に爪を立てるしかなく。
濡れた音が響き渡り自分と銀時の呼吸音が混ざり合って、日差しが差し込む昼前だと言うのに
こんな場所で、こんな行為に耽る。
しかも、天敵であるはずとこいつと、信じられないほどの奥で熱を感じ、誰にも見せたことない部分を
晒して、訳が分からなくなって。
ビクビクと銀時を受け入れていた場所が痙攣を始め、開きっぱなしの箇所に擦り付けるように腰を動かされ
もう吐き出すものがなくなった屹立は、それでも苦しい息を吐き出しながら水みたいな薄い蜜を吐き出し、
再び最奥を銀時の白濁で汚されたのだった。



「あぁアア―――…ッぎ、ん…ッ」
声を上げて力を無くし崩れ落ちる身体を銀時は抱きとめると、振り向かせて口付ける。
苦しい体勢ながら、口付けは嬉しくて夢中で舌を絡めると膝の上に抱かれ正面から抱きしめられた。
その動きで床が壮絶なことになるが、それすら気付かない振りをして夢中で唇を貪る。
グチュ、と音がして再び腰が動き始めるころには思考はもう白く濁ったまま彼方へと流された後だった。









気付けば藁がたっぷり使われたベッドに寝かされていた。
床と言う場所であのように長く揺さぶられていたせいで背や膝が焼けるように痛いが
手当てをしてくれたのだろう。引き攣れるように痛いのは受け入れていた箇所だと気付いて顔を赤らめる。
それから視線で虎を探すと、薄暗い室内で唯一輝く金色がそこにある気がした。
ベッドを背にして眠ってる銀時がいてホッと息を零すと、痛む身体を押してベッドへ
銀時を引きずり上げると眠っている虎に抱きついた。
柔らかい耳が震え、もじゃもじゃの銀髪に触れながら息を吐き出し胸元に顔を埋めながらぼそりと呟いた。



「覚えてねェって言うのはナシだからな?」
「…バレてたか」
そう言いながら眠っていた振りをした銀時は顔を覗き込んでにーと笑った。
気付いたら美味しそうな匂いをさせてんだもん、そりゃ銀さんの紳士な理性も吹き飛ぶよ?
そんな風に嘯かれて、どこが紳士だ、ばーかと脱力せずにはいられなかった。




居間に置かれたお菓子の包みには「20歳以上の方にお作りした虎焼きです」と書かれていた。
草食獣と肉食獣の恋はまだ始まったばかり。


柵を越えて、今二人は、不器用な手を確り握り締めた。










Reveal instinct!

ブログで大変お世話になっている方からの贈り物のどら焼きに20禁がついていたよ、事件(笑)
取り合えず酒は飲んでも飲まれるなって、ってことで(笑)