華は薔薇人は被虐愛(18禁)│主人×メイド。:Sな御主人さまとMなメイドの秘密の情事。

※銀時(エスご主人様)×土方(エム新人メイド)(笑)のパロディです。

 

 





きちんと咲くことのできなかった薔薇の花が
秘密の花園に輪と存在した。
目立たず、歪な形を残したまま蕾のまま
枯れていくことを運命付けられた薔薇は傷つけられたまま
天に身を委ねる様にその花を掲げていて。




花弁を広げる術も持たず、自ら枯れることも出来ない。
そんな運命を嘆くこともせずに。







**




「お茶をどうぞ、ご主人様…」




そう丁寧な言葉を使うメイドは3か月前にこの屋敷にやってきたメイドで
まだまだ新米だ。だから一日に何度か不始末をする。
ジノリのティーセットを持つ手がカタカタ震える。それが食器全体に
広がって聞き苦しい音を立てる。

その理由は分かっている。

昨日、そっとそのジノリのカップがいくらするか教えてあげたからだ。
法外な給料が支払われるというのに、それよりもはるか越えた額に
今更ながら気づいているのだろう。
用意していた時にそれは気づいていただろうに。

短く設定されたプリーツ地のスカートが眼前で揺れる、それに小さく笑う。


それを厳しくしつけるのも、俺の役目ってね。



その気配に気づいたか、黒髪のメイドはぎこちなく視線をこちらに向けた。
その隙にその手から毀れるカップとソーサーはスローモーションで
床へと落ちる。


鋭い音と共に砕け散る儚いものに視線を向ければ、死にそうなほど青くなって
震える新米メイドに視線を向ける。


「あーあ、…お前が一生かかっても払えないよっていったのに…」

「すい…、申し訳御座いませんっ、ご主人様」

口調もこの三ヵ月で見る間に改善されてきたけど、突然には弱いようだ。
プリーツの裾を掴んで唇を噛み締めて、責を待つ震える綺麗な顔に唇を釣り上げた。




「なら、仕事部屋においで。新しいお茶を入れてね」



この森の畔に立つ屋敷は100年以上前から納めているこの国の領主が
使っていた別邸で。部屋数も国の中心に立つ本邸の半数余りである。
しかし、それでも部屋数は100を数え、ハウスキーパーと呼ばれる手伝い係は
数十人いる。


今現在この別宅で絶対の権力を持っている主人は銀時というへらへらしている
青年だが、妙なカリスマ性があってこの国の軍事部分を全て取り仕切っている。
大旦那様の秘された子であるとか色んな憶測が飛び交ったものの
もうすでに銀時をこの屋敷の主として街の住民は理解してしまったのだ。
しかも、彼は門が厳重に閉ざされた屋敷の内側。
噂話などどこ吹く風といった具合だった。


しかし、そんな噂とか違う憶測でその屋敷内では主人の言葉には
絶対従うという言葉が罷り通っていた。
しかし、銀髪の天然パーマがトレードマークのふわふわの髪の毛以上に
印象がふわふわしているためもう何年も暮らしているというのに、従業員たちは
イマイチ掴みとれない人物像と言った感じだった。
あるドアマンは「気を付けていないと甘いものを買いに着のみ着のままで出ようとする」と
いうし、あるペットキーパーは「仕事で電話しているのを見てしまってんですけど
凄い目で睨んでました〜」といっていた。


しかし仕事部屋に通されるのは数人だけ。
最近は新人メイドしか通されない。

行き届いた教育の中で、その黒髪の新人メイドだけは異質の存在だった。
使用人の術を学んできたわけでもない、ただ金の代わりに差し出されたのだ。
それでも庭師などを希望していた彼になぜかメイドのお鉢が回ってきたのは主である
銀時のきまぐれと言えよう。


静かに叩かれた扉の内側より応えが聞こえただろうか、
招いた部屋にはいつもの如く書類が積まれ
俺は机にはつかずソファで横になりながら書類を読んでいた。




「失礼します、ご主人様。土方、参りました」

新しく入れ直したのであろうお茶のセットと今日のデゼールの乗った
ワゴンを押して入れば、ベッドに寝転がったままひらひらと手を振れば
緊張した面持ちで近づくメイドに体を起こした。


正面から見つめ、近づく土方は両手を差し出して、仕置きを
受けることを覚悟してきたようだった。メイドの経験もないのに、仕置きに対する
知識だけが豊富な土方に喉を少しだけ震わせる。
靴べらで、鞭で両腕を打たれ、それで許されるというのだろうか。

まったく考えが甘い。

前の土方の雇い主はきちんとしつけができていない、この子はこうされることを
密かに待っていたというのに。
3か月もたって、そそうをするタイプには見えないし、その勝気な目は自分の失敗が
許せないタイプだというのに必ずそそうをする。

その意味は。



ワゴンが目の前に運ばれお茶の用意をする手を止めるように
手を引けば驚いたように、目を見開く土方にくすりと笑った。

(さて、今日はどんなことをしようか)

正面から覗くと、案外欲に飢えたもの欲しそうな瞳が既に期待に震えていた。
そうそう、この目が欲しくて呼んだんだった。

すぐ傍に。

何度目かの含み笑いを乗せた。



まずは口に含ませたのは、今日のデゼールとして運んできてくれたショコラだった。
洋酒を多分に含んだ甘いショコラに口を開けさせ、その舌へと乗せれば
甘いものが不得手な彼は咥内の熱で溶けて甘い香りが口いっぱいに広がるのを
立ったまま耐える。口を薄く開けて、まだショコラを舌に乗せたままキュと短いスカートの
裾を掴む。
せっかくのプリーツがしわになる、とこれも後で教えないと思いながら
ゆっくり書類を読み終えて、やっと相手の唇の上からショコラを退ける。

己の舌で、それから舌を絡めて含まれたのは甘い味と相手の味に溶けていく
上質なショコラ。それでも耐えるようにやっと与えられたというように熱に従順な土方に
ほぼ真下から施す口付け。手を伸ばすと短いプリーツから伸びた足のツ、となぞりあげて
下着の上から双丘をゆっくり揉むと唇が合わさる合間に短く声を洩らす。
それに構わず薄い素材の下着をずらしてしまうと、乾いたままの狭間へと
指先を滑らせていく。


「…ァ…ッん…」

くすぐるように指を滑らせながらもすっかり無くなってしまったショコラの名残を
唇から奪うと、ショコラよりも甘い声が響き渡った。
その口に指を入れて舐めさせれば、苦しさから涙目になるのを見つめ
十分濡らされた頃合いに引き出すと、乾いた双丘の狭間へと指を少々強引に
突き入れていく。
襞が押し上げられて赤い緋肉が捲れ上がる。

「あああっ、や、ァ…ッ」

性急に弄られたので抗議のような言葉が出るのだろう、その言葉に
根元まで突き入れてしまうとぐりぐりと内側を弄りながらくすりと笑う。

「…誰かが落としたカップのせいで流石に喉がカラカラなんだよねェ」

だから早く飲ませてよ、と突き放すように伝えれば抗議をした自分を恥じるように
目を伏せた土方に指を引き抜いてしまう。

「は、……、…ッ?」

「じゃそこに四つん這いになって、…こっちにオシリ向けて」

「……ッ!」

一瞬で全身を赤に染めるものの、視線に折れるように「はい…」と告げると
床に手を付け、こちらの膝に尻がつく位置になる。
眼前にさらされているであろう双丘の狭間に羞恥を覚えたのか全身を染め上げて
蕾が固く閉まる。
腰を掴んで引き寄せてやると、短いプリーツから尻だけが晒されて
僅かに震えて耐えるようにする。
その姿がいじましくも演技に思えてならないのは、土方の本質を知り得たものだけが
感じる衝動。
綺麗な横顔を見たときに、この子はそうだと感じた。

その衝動に似ている。

喉を震わせると何もしてこない状態に怪訝に思ったのか視線を返してくる
土方に飄々と視線を向けた。



「ねェ、それじゃよく見えないから、もっとオシリだけ上げて」

「……?」

僅かに体勢に苦しさを感じつつも肘を床に付き、床に付いた膝を
前へといざり、腰を高く掲げる。その体勢に恥ずかしさを感じるのか
首を嫌々するように振るもののその振動は腰に伝わり早く触れて欲しい
と言うように揺すられる。
片足でワゴンを引き寄せると、ティーポットを持ち上げる。
だいぶ冷めてしまったが、まだほんのり暖かいそれに音で気付いたのだろう
顔を上げる土方に今度は声に出して笑った。

「今日は何を割って困らせたんだったか、言ってみて?」

「……ティーカップ、…です、…ジノリ社の、…」

「誰が?」



「…俺で、…いや、私です」

言葉使いはまだ覚束ないのは、この子の精一杯の矜持だろう。
最後まで屈しなかった瞳と同じく、酷いことをしそうで困ったものだ。
ティーポットを相手の見えるように掲げ、それから。


「それなら、お前がカップの代わりになって」

「……ッ!?ひィ…あああっ、あ…あ、…つい…ッ、アツ…ッ!」

悲鳴のような声が上がり、身悶える土方の先ほど強引に開かせた蕾に
ティーポットの中身を注ぐ。
それほど熱くも無いが、膜で感じる熱はそれほどまでに灼熱で、剥き出しの
皮膚であることが容易に知れる。
熱で蕾は縮まり、オレンジ色の液体が白い肌を滑って床に落ちていく辺りは
決してお世辞にも綺麗とはいえない。
それなのに堪えきれず眦から涙を零す横顔は何かに抗っているように感じ、
とても綺麗だ。


「床に零さないように、しっかり開いて入れて」

「ひぐ…ッ、…ぁあ…ッ」

強制的に開かれるのとは違い、自分で開かなければならない苦痛に僅かに
腰を振るも苦し紛れに顔を床にこすり付ける。
弛んだのを見計らい、再び蕾に向けて注ぎいれると今度は水音を立てて
飲み込んでいく。

コポ、と濡れた泡立つ音が響く。

それに顔を床に擦りつけながら液体を注がれると、高く上げられた腰から太腿までが
ぶるぶると大きく震える。
飲み込んだ液体を零さないように堪えているのだろう、収縮し始める
襞の動きを留めようと力を入れて震えている。

まるで今日の朝に朝のお茶を割った時のように。

十分にお茶を注ぎいれると、今度は冷やされたミルクを注ぎ入れる。
今度は冷たさにぶるぶると震えながらも緋色の肉が覗いて従順に飲み込んでいく。
液体の注がれた腹部にそっと手を置いて撫でれば声が上がり。


「やああ…ッ、…触らな…ッあぁあ…ッ」

「…どうして?」

わざとそうやって撫でてやると涙で染みを作りながら首を振るう。
それなのに土方の熱は既に立ち上がっている。
腹圧がかかると零してしまいそうになるのを堪えているのに
身体の方が先に反応してしまっている。


(可哀想な子だね、…)

身体と心は切り離せない、ならばいっその事溺れてみればいいのに。
頑な心はそれを許さないのだろう。
淫らな身体とは裏腹に、強靭でしなやかな心の持ち主。
その心や瞳を黒く染め上げた時、どうなるのかその先まで見たい。

切迫したように震える双丘の肉を軽く撫でると
熱も硬く立ち上がって尖端より蜜を漏らし始めている。
ミルクをたっぷり注ぎ込んだそこに今度はマドラーを添わせて入れれば
先ほどまでとは違う硬い感触に震えながらも襞が絡み付く。
そのままその襞に逆らうようにかき混ぜ引き抜けば、涙で濡れた瞳は
快楽に理性を失いかけている。
はぁ、…ハッ、…はァ、…、呼吸音と液体が泡立つような音だけが響き。


「今日の紅茶は…アールグレイか、いい香りがする」

「は…ァアアッ、…あアア――…ッ!」

開いた緋肉に唇を吊り上げると椅子に座ったまま腰を引き寄せ
そのまま蕾を吸い上げていく。ジュ、と何かを吸い上げるような音がした。
それに抵抗できるはずもなく、力も既に入らない膝で腰を振り、それでも
主人が飲みやすいように足を開いて腰を再び高く掲げる。
快楽に従順なだけか、それとも。

内側を押し広げるようにして舌を差し入れその箇所を柔らかく食むと
今までに無く激しく身体を震わせると、内部を綺麗に飲み終わってしまうのと
ほぼ同時に熱を弾けさせてしまった。


「あ、アアあッ――…ッ!ごしゅじ、んさまぁ…ッ」

そのままメイド服が濡れるのを構うことなく自分が出した蜜の上に身体を
崩れ落とすと荒い息の中で主人を呼び視線を向ける、その顔は。


それこそが、堪らなく淫らで、誘うような匂いが立つ、全てを暴いた姿。



無意識に喉を震わせて高く音を立てた。



(今度はどんな顔を引き出してやるかねェ…)



クツリと笑みを浮かべ、紅茶と体液で濡れた唇をゆっくり舌で辿った。
その下で涙と体液塗れになった顔の土方もまた
赤い唇を吊り上げたのだった。






**


咲けない薔薇を見つけた。
咲かないで枯れる運命を背負っていることはその歪な形を残した
花弁が物語る。

除草剤にでも焼かれてのか、それとも成長の過程で
何らかの他からの接触があったか。

それでも花弁の色は深い緋色に奥に行けば行くほど染まっており
開き咲いた時の姿を想像させる。

匂い立つ香りがその閉じられた花弁から漂い誘うようだ。




開けないのであれば、暴いてその花弁を開いて。
その匂いを我が物に。
花弁を毟るその内側で、確かに薔薇もこうやって
暴かれるのを待っていた。







Even such I want to be uncovered by only to you.

このお話を書いてから、なぜか差し入れに紅茶が届くようになったので御座いました(笑)注いで飲めってか(笑)
カップがないので、今度はカップになってくださる方も同時に募集します(嫌募集)これも続き書きたいなァ。