イチゴな立ち位置(15禁) | ホスト金時×警察官土方

※これは、ブログで行った美味しい関係7題+ショートケーキで5題の12話更新企画(感謝のカウントダウン企画☆)の作品です。













でもさァ、と言って口火を切ったのは勿論こいつだった。
何の話かと酒の席で手酌をしていた俺は其方を振り向いた。
しかし、話の最中だったこともあってそれが促すようになっていたことは明らかだった。





「やっぱりスカートはプリーツが萌え、…」
「一体何の話だァアアア!」
互いに酔っ払っているとは言え、人の膝を触りながら言う言葉ではない。
そんなに女の膝が好きなら、勝手に浮気をして来いと言う気持ちで右ストレートを繰り出した。







忙しい週末を終え、店が休みの日だったらしい金時は大きな粗大ごみ如く、アパートを占領している。
店からくすねて来た、と言う酒は旨く強いものも多く然程強くもない互いをいい感じで酩酊させるのには充分だった。
しかし、互いに引くに引けない性格であるための飲み始めたら互いが飲み終わるまで止めそうにもない。
冷蔵庫に眠っていた食材で作る金時の摘みは美味しく、酒も旨い。
多少のセクハラも許そうなんて思っていた自分が甘かった。
アルコールで痛覚が鈍っている金時は、頬を撫でながら、起き上がりにへらと笑った。





「土方だったらプリーツのスカート可愛いと思って」
持ってきた、と脇においてあった酒の入ってた紙袋から取り出したのはセーラー服だった。
本当に頭おかしいんじゃないだろうか…、そんな目でそれと金時を交互に見つめていた。
そもそも俺は男で、こんなものが似合うはずもない。
学生時代もとっくに過ぎたし、例え学ランだとしても抵抗するだろう。
って言うか抵抗を覚えるに決まっている。





「っていうかこれ、どっから借りてきた!」
店の客か、それとも隣のキャバクラか!?と浮気を詰め寄る如く言い募る俺に、金時は目を瞬いた。
それから詰め寄る自分の手をそのままに視線を向ける。


「…通販で買ったんだってば。きっと土方が似合うと思ってさァ」
「似合うはずねェだろーがァアアア!」
本当に宇宙人と話しているんじゃないだろうと言う気になってきた。
それほどまでに理解不能で意味がわからない。
自分が悪いのか、それとも金時が悪いのかそれすらもよく分からなくなってきた。
(いやいやいや、なんでおかしいのは俺なんだよ)
明らかにおかしいのは、あっちであるのにアルコールで霞んだ頭では、まともなことが考えられないのかもしれない。
早く寝てしまうに限る、とソファに凭れたまま目を閉じかけたその時。





ピピピピピピ…
何の変哲もない着信音に、身体が反応し目をぱちっと開けると、一動作で携帯を取り上げた。





「…どうした?…そうだな。…ちょ、」
通話ボタンを押して耳に当てた途端、ソファに凭れて床に座っていた金時は、俺の脚を持ち上げると、足の甲に口付ける。
そのまま靴下を脱がせて仕舞うと、裸の足に指を唇に含んだ。





『・・・どうした、トシ?』
「な、…んでもねェよ、それより、なんか…、…ッ」
音を立てて足指を舐めていた金時は、足の指股にも舌を伸ばしてきて其処を丹念に舐める。
それに言葉を途切れさせて睨めば、それに構わず丹念に舐めた後靴下を履かせてくる。
(………、ん?)
それは自分の靴下ではなく、先ほどのふざけたコスプレグッズの制服の紺ソックスと言う奴で。
(…ナニ履かせてんだァアアア!)
電話中のため怒鳴ることも出来ずに無言で怒鳴れば、金時は気付かない振りをして今度はベルトに手を掛ける。
カチャリ、とベルトの音を立てる金時に電話に集中する振りをしながら蹴りを入れようと足を伸ばせば
掬い取られズボンをひき下ろされてしまう。





『…でな、明日の捜査の事なんだが…』
「あ、…あァ」
愉しそうに人のズボンを下ろす金時に電話の方にも集中できなくなってきていた。
しかし、近藤さんは何も気づかずに話を続けており、有り難いんだが迷惑なんだが分からなくなっていた。
ピクリ、と内腿に戯れに触れる金時の指にくすぐったさと共に背筋に這い上がるものを感じて咽喉を震わせてしまう。
流されるな、流されるなと思いつつ、自分は滅法甘くなってしまった。
目の前の男に対して。
腰上げて、と口が動くのに合わせて腰を上げれば太腿の半分辺りまでしかないスカートを穿かされており。





「……………ッ!な、なにす…ッ」
『どうしたートシー?』
誰かいるのか?と耳元に届く近藤さんの声に理性を取り戻すものの、
先ほど下らないと穿き捨てたコスプレグッズではないだろうか。
間違いなくそうで、セーラー服のスカートと靴下を履かされた。
裸の足はスースーするし心もとなくて、ソファの上で両足をすり合わせると、カワイイよと小声で囁く金時に
頬の熱が上がった。


(か、可愛いわけあるかァアアア!)
心の中で怒鳴り返しても聞こえるわけはなく、膝小僧の裏側を軽く撫でられただけで、ひゃ、と高い声が出てしまう。





『捜査で、第一発見者の家に、…どーした?』
「お、おう…いや、き、気にすんな」
呼気が荒くなっていくのを気取られないように先に先にと電話口で促す。
内腿を撫でていた指で下着の上から屹立を撫でられ、腰を震わせてしまう。
プリーツとこの太腿の絶対領域がさァ、と撫でながらスカートの中へと手を入れて弄られる。
いつもと同じ手順にも拘らず、そんな異常な格好が余計羞恥を煽るのか、下着越しに強く突付かれ声が出そうになる。
堪えるように肩で息をすれば、もう耳には近藤さんの声は入らなくなる。
それでも電話を離さない俺に、口端を吊り上げた金時はそのままスカートの中へと顔を突っ込み、下着越しに屹立に舌を這わす。


「…ッ、…ン。・・・わ、わりぃ、後、…で掛け直す」
『あ、お、オイ』
電源ボタンを押し、携帯電話を床へと投げると、満足そうに更に下着越しに湿らせるように舌を絡めてくる。
ヒク、と顎を突き上げてソファへと縋るように手をやれば、更に大胆に舌で舐められ、下着は湿ったような感触しかない。









「ひ、ぁあ…ッ、き、んとき…、ゃあ…ッ」
「こういうときは電源切っとかないとー、…、んー」
歯で下着を捲られて取り出された屹立の尖端部位を口に含まれて、大きく身体が揺すられてしまう。
流されてしまうのを良しとしないのに結局流されてしまうのは如何してか。
そんな事を思いながら、思いながら直接含まれる屹立に目の奥がちかちかする。





「あ、…つい…ッぁあ…ッき、んとき…ッ」
舌先で鈴口を掬われ、口付けるように窄まれた唇で誘うように何度も吸われ、
当に超えた限界に金時を引き剥がそうと名前を呼ぶ。
こんな奇妙な格好で、奇妙な格好のものを汚すのも嫌で羞恥を感じ、必死に肩を引き剥がそうとする。
しかし、金時は構わず舌を這わせながら両膝を立たせ大きく足を広げさせた状態で促す。
頬に伝わるのは自然に溢れた涙か、唇も最早閉まらず唾液が断続的に毀れる。
ぐしゃぐしゃになりながら、促されるように強く吸われビク、と腰を揺すって背を撓らせる。





「ァああ…ッ…ッ、ひぁあ…ッ」
声を上げて背をソファに押し付けるように撓らせると、金時の咥内へ精を吐き出してしまう。
片足を立て、肩で息をしていると、脱がされ欠けた下着が足首に引っ掛かり、プリーツのスカートは白濁で汚れて捲れている。
その状態に咽喉を鳴らした金時は、肩を押して俺の上に圧し掛かって来る。





「…テメー、…がこんなに嫉妬深く、で…変、…態とは知らなかった、ぜ?」
「幻滅、した?」
小さく笑いながら腰を押し付けてくる金時の熱くなった部位に、赤くなった顔を逸らしながら呟けば、躊躇うように間髪いれずに聞かれた。
それに首を振って、噛み付くような口付けをして、金時を受け入れるように足を開いて口端を吊り上げた。





「それこそ、…今更だろ?」
それよりさっさとしろ、と促せば、前を寛げただけの金時の屹立を体内で受け入れるために力を抜く。





「ふ、ぁああ…ッ、…ぁ――……ッ!」
「…十四郎……ッ」
体内で熱を感じながら、内壁は収縮して金時を逃すまいと絡みつくようにしている。
それに声を上げながら腰を揺すり自分の意思をも伝える。
それは同じ温度になるまでそれは続いたのだった。





息を切らしながら、金時はにへらと笑う。





「…電話しながらスるのって良さそうだったじゃね?」
「ふ、ふふざけんなァアアアア!…ァあ…ッちょ、…待、て…ッ」


怒りたくても再び揺すられて、それすらもうやむやになっていく。









こいつの前では、絶対電話はとらないようにしよう、そんな事を誓うのだった。