1029(18禁)│3Z銀八土。メガネで銀八土。眼鏡の弦のオススメな使い方。

※これは、2年前のプチオンリー「ダブルフレーム」に出しそびれたお話です。



「ァァあ、…」
甘く啼く声がする。
響き渡る水音と悲鳴のような声。
何もかも遠くに聞こえてしまうのはどうしてか。
押し付けられ、飲み込む熱だけが今。自分が感じる、リアル。















焦燥感が胸を掠め、いつも追われているように感じる高校3年生。
確かに卒業まであと3ヶ月切り、受験勉強も真っ只中。
学校へは、もう直ぐばらばらになるクラスメートと会いに来ているような
変な感覚があり、なんとなく寂しいそんな感覚に戸惑う。
クラスメートとは全く別に道へと進む。このクラスメートでいるのもあと3ヶ月もない。
学生の3年間は本当に早い。


しかし、自分が学生であると、その真っ只中にいるからかあまり気付かなかった。
夕日が教室の中を満たして、どこからか運動部の掛け声が聞こえる。


こうした時間も、もう既に懐かしい。







「トーシ、どうした?ボーとして」
「あ、あぁ。近藤さん」
「疲れてんのかァ?部活に顔出しに行こうかと思ってるんだけど」
「疲れてんなら、遠慮してくだせィ」
小憎らしい顔で心配げに覗き込む近藤さんの後ろで沖田が茶々を入れる。
それにムッとしながら立ち上がろうとすれば、胎内に生じる違和感があり椅子から立ち上がれない。


眉を顰めながら椅子に戻り、漏れそうになる声に気取られないように奥歯を噛み締める。
それほどの衝撃であったにも拘らず、それだけで耐えられたのは奇跡だった。


平静を装って、今日は早く帰る用事がある、と告げて二人に手を振る。
沖田は、何か言いたげだった。
勘の良いあいつだったら気付いているかもしれない。


そして気付かない振りをしているのかもしれない。
(早く、早く……ッ)


気付いて欲しい、でも気付かれたくない。
自分は見えない首輪を付けられて、今この場所に縛り付けられている。







電子音が響かないタイプだから、なんて嬉しそうに授業が始まる前胎内に埋め込まれた人工物は
ずっと胎内を侵し続けている。
変則的な動きは、リモコン操作でできるようになっており、ご丁寧に左太腿の付け根に
ベルトで固定され、外せないようになっていた。
中を侵され壊されていくのを知りながら、侵食されている思考を認識しながら
自分はそうなることに甘んじていたのだ。


教室には誰もいなくなった。
机に伏して、前立腺を中から擦られる感覚に身体が熱を帯びたように熱くなるのを感じる。
前立腺を擦られれば簡単にイきそうになるのも、男も中を擦られると堪らなくなる場所も
あいつに全部教えてもらった。


もう知らなかった頃には戻れない。


じわじわと水が身体にしみこむように、白く塗り潰されていく思考は既に虫の息で。
だから、誰もいなくなったはずの教室に

聞きなれたスリッパ音が近づいて来た時には安堵すらしたのだ。

トン、と戸に軽く音が掛かり、振り向けずに机に顔を伏せたまま息を零す。
白衣を棚引かせ、便所スリッパを引っ掛けた銀髪の男はいつものようにふざけた口調だった。




「おーい、寝ちゃってんなら帰る、けどォ?」
「…ッ!そ、んな…わけ…ッ」
「ないよね、…あーぁ制服またそんなに汚しちゃってェ…」
案外近くまで来ていた銀八に眸を奪われる。
薄いフレームに隠された狂気の赤。
それに魅入られるようにして振り仰いだ身体を硬直させた俺を面白そうに見やると、

異物の埋め込まれた双丘の狭間を撫で辿る。
その隙に振動がまだ続いていたそこはぴくぴくと尻の肉を突っ張らせて
半日我慢した声が口から毀れる。




「…ァ、ぁあ…ッ」
「教室は鍵かかんねぇんだから気をつけろよォ、…ね?」
クスクスと背後から覆い被さるような笑い声と気配に机に縋る指に力を込めたのだった。







3年になって担任になった銀八とこんな関係になって半年になる。
始めは、俺の純粋な憧れからだった。
いい加減そうに見えて、案外生徒思いで面倒見がいい。
クラスのはずれ者になりそうな奴、目立たない奴まで気を配る辺りは一種のカリスマ性を持っていた。
そして他の先生よりも先生ぶっていないため、
クラスメート達も気さくで話しやすい銀八に次第に引かれていく。





ある日剣道部の最後の試合で、自分は手首を負傷しながらも決勝まで進んでいた。
クラスメートにも近藤さんにすら気付かれなかった手首の不調に気付いたのは銀八だった。
水のみ場で手首を冷やしながら、まだやれる、といってきかない自分を恫喝した。


『一人でかっこつけてんじゃねェ!…他の奴らにも頼ってやれ』


それは、自分を気遣うもの。引いては剣道部員全員の士気を挙げるものだった。
その結果、俺は手首の不調を伝え下がったが、大将戦で総悟が一本をとり見事優勝したのだった。
それからというもの、先生に対する憧憬が違った意味を帯びてきていた様に思う。
試合が終わったと同時に部活を引退した俺は、手首の治療を専念したと同時に先生の背を追っていた。
準備室を訪れ、他愛もない話をしたり勉強をしたり、そうしてその気持ちはついに。





教室で日誌を書いていた俺は教卓の上に、
銀八が忘れていったのであろうチョーク入れがあることに気付いた。
日誌と一緒に持っていってやるか、と思い教卓に近づいた途端、先生の煙草の香りが胸を占めた。


教室で、しかも男の教師に思う感情ではない。
しかし、そんな背徳感も手伝って教卓の銀八がいつも座る椅子に腰掛けると
おずおずと制服の前を寛げた。
昨日近藤さんたちと見たDVDでも抜けなかったそれなのに、
匂いを嗅いだだけで熱くなっているのを自覚した。
取り出した確かな質量を持っているソレ、ソレこそが自分の気持ちを代弁しているようで。


『ん、ンン…』
直接触れた熱はびっくりするほど熱くて慌てて手を引っ込めようとしたけれど無駄だった。
それどころか強く擦り上げてしまい、もうその手を止められなかった。


そのときだった。


ガラリ、と引き開けられた教室の扉。そして立っていたのは銀八だった。




それからというもの、自分は先生の玩具になっている。
心が伴わないと虚しいと思うこともあったが、身体だけでも、と思う。
そんな相反する思いが渦巻いて、自分は。


「…お前も不幸だよなァ、…こんな風にされてェ」
「あ、ぁあ、ふ、ぁあッ、…ゃあ…ッ」
人工物をグリリ、と奥へと押し付けられその衝撃に机を揺らす。
昼休み中から埋められたそれは、内壁を柔らかく細かい振動をし
それよりも太いもので慣らされている自分にも少し苦しいものだった。

しかし、ベルト部分がそれを抜けさせない。
スイッチひとつで振動の強さが変えられるようになっており、
ナカを抉るような動きをするそれはブブブ、とバイブ音を立てて動く。


教室で銀八の椅子の上で抜いていた自分をどう勘違いしたのか、銀八は俺を玩具にした。
教室でなんか欲情する生徒だと持ったのかもしれない。
それでも、こうして銀八に忘れられぬ思い出をもらったのだ。

それだけで充分だと思うしかない。


虚しい、けれどこの身体に植えつけられた熱は本物だ。
机に上半身を押し付けられ、尻だけ高く上げさせられながら
人工物を咥え込んで涎を垂らす俺の唇は笑みに震えていた。
内壁を擦り上げる人工物はそのままに、自分の前に回った銀八が前を寛げて、
自身を目の前に押し付けた。
ぴた、と伸ばした手で顎を掬われて、尖端を俺の唇へと押し付けると「口、開けて」と優しく囁く。
口調は優しいが決して逆らえないというようなそんな声音で。
銀八が望むように唇を押し開けば尖端に口付けて、
尖端を唇で擦りながら徐々に奥へと取り込んでいく。



「んふ、…ンン、…ん」
「そ、…上手くなったなァ、…上顎にもっと押し付けて吸って、…」
ご褒美やるよ、そう囁いて先生の指が自分の頭を撫でる優しい動きに、
ぴくぴくと咥内で反応する先生の熱に反応が遅れてしまう。



「ンン、…、―――……ッ!」
リモコンで軽く操作すると、内壁を穿ったままだった人工物が
今までにない激しい動きで突き上げ始めたのを感じ苦しさと衝撃で机を白濁で濡らしてしまう。
激しい衝撃に全く衰えないナカを穿つ人工物に再びイかされてしまう恐怖を覚えながら、
必死に銀八の熱をしゃぶる。
じっくり焦らすように尖端の割れ目を舌先で辿り滲み出た蜜を啜って
根元まで咥え込んで、咽喉奥に尖端を擦り付ける。
えづきそうになるのを必死に耐えて、涙目で銀八を下から見上げる。
尻をこんなもので侵され、涎を垂らしながら先生の熱を口でしゃぶって、
完全な変態なのは俺かもしれない。


先生は俺の性的な趣味に付き合ってくれているだけで。


裏筋を軽く吸い付きながら舌を這わせ、顔を上下に揺する。
上顎の薄い膜に擦り付ければ尻の肉がキュ、と締まるのを感じた。



「はぁ、う…ッぁあ…ッ」
「ほーら、ちゃんとしねェと、…先生のやんねーよォ?」
これが欲しいんだろ?ん?と咽喉奥へと再び突っ込まれた熱に涙の筋を頬に一杯作りながら頷き、
咥内を大きく開けて頬張る。

自分の感じる場所へ尖端を擦り合わせ、鈴口から滲み出る蜜を吸いながら
水音を立てて舐める。
咥内を押し上げるようにして育ったそれを根元まで咥え込み強く吸い込めばじわりと
咥内に広がった青苦い味に視線を向ければ、赤い先生の眸が欲に塗れているのが見えた。
その途端咥内で弾けた先生の熱に、思わず咳き込みながらも溜まった白濁を
舌奥へ残こし、見上げる。



「…ちゃんと飲んで?」
ごく、と咽喉を鳴らし先生の言う通りに飲み込むと、
青臭い苦い液体が身体の奥へ染み込んでいくのを感じた。
知らず何度か机を濡らし果てた自分の尻の方へと再び回った先生が
ベルトを外し始めたのを感じホッとした。
それと今咥内で受け止めていた熱を与えられると思うと、
恐怖と期待で人工物がゆっくり抜き去られるのももどかしく締め付けてしまいそうになるのを
必死に耐えなければならなかった。
ずるりと抜け出た人工物がごとと音を立てる、

それに意識を向けられず、柔らかくなったケツ孔に尖端を触れさせられ

自然と受け入れようと開かれていくのが分かる。
どこまでヘンタイになっちまったんだろうと呆れているに違いない。
先生はそんな趣味に付き合ってくれているだけで。

尻の穴をグチャグチャにされながら、気持ちを飲み込むように先生を呼ぶ。



「せ、んせ…ェ、…せんせ…」
教室で、こんなことをしていて、しかも相手は男で教師だ。
報われない思いが涙になって転がり落ちていく。
パチャ、と接合部分が濡れた音を響かせて揺さぶられるたびに
身体の奥は熱くなるのに心は冷えて。


先生に教室でしていたことをばらす、といわれたわけでもない。

それなのに言いなりになっているのはどうしてか。





俺はどうしようもなく、…先生が。



「…す、きだ……」
それは一度も言葉にしていえなかった気持ちで、吐息とともに掻き消えてしまいそうな小さな声。
突き上げていた熱が離れ、引き出されてしまうのを視線で追えずに涙を零す。


あぁ、やっぱり、こんなことをいわれて気持ち悪かったのだろう。
身体だけでも、なんて思いながら心を知って欲しかったなんて。

おこがましいにも程があったということ。


ギシ、と音を立てて椅子に座り込む先生に視線を向けられない。
「ごめんなさい、ごめんなさい…」なんて言葉が転がり落ちていくけれど気持ちはもう消せない。


嗚咽で咽喉を震わせていると、「土方、」なんて呼ばれて振り向いてしまう。




「…テメーが、ンなこと言い出すと思ってなかったから、照れちまったじゃねーか、このやろォオオ!」
「え、…」
「そんなとこで一人で弄ってるから、からかってやろうと思ったら素直にくっ付いてくるしよォ」
はぁ、と溜息のように息を吐き出す先生に今度こそ視線を向ければ、手を広げる先生に目を瞬く。



「…ね、やり直しさせてくんねェ?」
「…先生」
本当は、キスから始めたいタイプな、と告げる先生に向かってよろめきながらも近づけば腕を回される。


何処かで道を誤って、そして何処かで遠回りをしてきた。
涙が毀れ、鼻まで垂れてくるのをそのままにしていると
「ひっでー面」といいながら髪の毛をくしゃっと撫でられた。




キスして、それからまた始める。






それが自分たち、らしくていいのかもしれない。

1029は気にしないでください(ゴホ)ダブルフレームのプチでピンクの色眼鏡を掛けてスペ内に
いたことを思い出します(笑)ただの怪しい人だったに違いない…。