Karrot and Qeach (18禁)| 旦那×ウサギ妻

※銀時(旦那/?)×十四郎(若妻/ウサギ)のお話です。







日が沈んでも暫くは暗くならない一瞬の光りがある。
太陽が地上を見捨てる一瞬の置手紙のような光。
柔らかくオレンジ色に光ってやがて暗い夜に飲み込まれていく。
薄明の頃、身体の芯がその置手紙のような薄明るいひかりに
じわりと焦がされるようで息を吐きだした。




その息は甘く熱く。
薄明の静寂には似つかわしくない粘つく夜を思い出させて。






**



用意されたエプロンをつけて溜息をつく。
銀は今日も帰りは遅いらしい。
いつも自分が忙しい時は出かけもしないでだらりとしていることが多いのに。

自分に時間があると今度は銀になくなるというわけだ。
そんな矛盾に、何週間も触られていない身体が疼く。

昼間は家事に追われて忙しいため、そんなことは思わないが、夜になれば一人寂しく思うことがある。
風呂場で抜いたこともあるがのぼせてしまい、気持ち悪くなってしまった。

そして前を抜いただけでは、…もう物足りない身体になってしまった事に気づくのだ。




(ウサギってのは寂しいと死ぬんだ…、…)

そんな誰にも教えられていない本能に恐怖を感じる。
寂しいと感じた心が大きく鼓動の音を伝える。

それに胸を抑えて机に顔をつけると目を閉じて銀の顔を思い浮かべる。
いつも自分の勝手構わず抱くくせに、ここの所指一本触れられない気がする。

それに自分が焦れて背を合わせるものの、前を向いて
抱きつくことはできなかった。
自分がそんな思いを抱いているなんて恥ずかしかったから。
気紛れに抱いて気紛れに放置される。その勝手さにすでに慣らされて溶かされているのだ。
白い耳が寂しそうに垂れて震える、それに気づいているのかいないのか。
それなのに身体の芯が痺れて熱くなったままである。
銀の夜の顔を知っているのは自分だけで。




(…でも意地悪だし、…すげ、サドだ…)

素質があるなんていいながら本当にSだし、意地が悪い。
『でもさ、トシだって気持ち良さそうだしさァ?』
そんなこといわれて言葉が出ない。
逆らえず従えず首を振りながら身体を震わせると、激しく奥を突かれながら
それとは逆に優しく唇を触れる。唇から顎、首筋へと。
答えは分かっているというのに、それをわざと聞き返すなんて意地悪以外
考えられないと苦しい息の中で睨み返すと、深い笑みを浮かべて気持ちいい場所から
少しずらして奥を突かれる。その激しさと口付けの優しさに耳が倒れて震えて。

少し上げられた尻についた丸い尻尾を撫でられれば、細い悲鳴を上げて
腰を動かして自分の気持ちいい場所へくねらせてしまった。

『ひゃ、ぁ…ッあぅ…ッ!』

尻尾も銀に教えられた気持ち良くなってしまう場所の一つで、前を弄られなくても
尻尾を撫でられて、長い耳を甘く噛まれただけで弾けさせてしまうほどだった。
自分はどんなものに育てられてしまうのだろう。
オス同士で結婚なんてありえねぇのに、交尾なんてもっての外なのに。
それなのに、揺さぶられると何もかもどうでもよくなる。




(…ヤバイ……)
思い出せば出すほど体の芯が痺れるような熱に浸されそうになる。
はぁ、と熱に篭った吐息を零してぽてん、と頭をテーブルにつけば
そこに染み付く油の香りがここをどこか思い出させるけど、それでも止める術はなくて。
エプロンの隙間から手を滑り込ませて、前を触れれば予想外に熱く
掌を離してしまう。
それでも一度触れてしまうと、熱を追うように掌を摺り合わせてしまう。




「んん、ン……ッ」

声を漏らすのを耐えるように、唇を噛み締めて取り出した熱を強く扱けば
既に反りたったものは直ぐに熱を増して尖端から蜜を滲ませて来る。
泣きそうに眉を顰めながら、下着をずらすだけでは飽き足らずズボンを太股部分まで
下ろし、裸の尻を晒し賢明に熱を追う様に、拙く動かした指が熱の口をいじるように
動かされればびくんと大きく身体を揺すってしまう。


「…ッああ…ッぅ…ッアァ!」

大きく震えながら自分の掌と床に弾けさせてしまうと肩で息をしながら
机に頭をテーブルに押し付けたまま横を向くと、尻尾が震えて尻奥が疼くように
蠢いて息を乱してしまう。やっぱり足りない、なんて思ってしまう自分の内面を
変えたのは銀であるにも拘らず助けを求めるのは銀しかいないなんて。

びくん、と手を伸ばすと触れれる部分は大きく広がり蠢いており
何を欲しているのは分かった。


(銀の、…馬鹿……、…)

こんなときにいないだなんて。
かと言っていたら求めることができるのか、それは分からない。
指を伸ばしてみるがその体勢では、うまく弄れないと達してぼやけた
頭で指が襞を擦るのを感じて尻を揺らしてしまう。

何かを探すようにぼやけた視線で台所を見渡せば、特売で
買った人参が置いてあった。
ごく、と喉を鳴らしてその太さを確かめるように視線を這わせた。




「は、…ァあ…ッ!んん、…ぁあっ、あぅ……ッ!」

手頃な人参を手に取ると舌先で濡らしてから尻へと押し付けていく。
蕾は少し開いていたため硬い人参をうまく飲み込もうと
蠢いて内壁へと誘い込む。
食べるものを自分で挿れるなんて、背徳心に心が揺らぐけれど
椅子に腰掛けたまま大きく股を開き膝を立てると足の裏を
座っている部分へつけると背をずり下げて人参を飲み込ませている、
その倒錯的な格好に熱はそのまま反り立ったままで。

みちり、と内壁を押し上げる異物が硬く冷たいものに関わらず
内壁が熱くなって行く。その差に涙が毀れる。
熱いもので掻き回して欲しい、だなんて、思ってしまうのは銀のせいだと
罵りたかった。


「……ッ、…―――ッ!」

そのうち丸くとがった部分に奥を押され、再び床を汚してしまうと
ごと、と人参が白濁に塗れて落ちた。
足りない、…そう思いながらもテーブルに伏して自分の醜態を恥じるように
耳は弱く垂れ下がった。

床を掃除しなきゃ、そんなことをぼんやり思いながら時計を見上げれば。



「9時…!」

銀が帰ってくる時間だ、ぴくと耳を立てて軽く下腹部を拭うとズボンを履いて整える。
下腹部を拭いたタオルで床をきれいにすると人参を
シンクへと置き、後で捨てようとビニール袋へと入れれば
料理を温め始める、慌しく料理を用意していると銀が「ただいま」といいながら
キッチンへと来た。



「…い、今、用意してるから、先に風呂入って来い」

ただいま、とともに伸び上がって口付けるとふわんとエプロンが舞い
先ほどの匂いが残っていそうで慌てて離れた。


「そうだなァ、今日は何?」

その不自然な動きにもおいしそうと鼻を動かす銀にホッとしながら、
「肉じゃがとおにぎり」と告げてシンクへと
後ろを向いて近づけばギュッと背後から抱きしめられた。

その手の優しさと力強さに目を細めながらも、首筋に鼻をつけられびくと身体を震わせてしまう。



「なぁんかさ、お前も旨そうな匂いがする。・・・どんな味付けしちゃったの?」

教えてくんない?そうクスクスと笑いながら首筋を舐められて「あ…ッ!」と
声を上げてしまった。


「…味付け、って…ッ、…な、んにも…ッ」

「嘘吐きなウサギには、…何をしてもらおうかなァ?」

こんな身体が熱くて、匂いが染み付いてるものと言われれば全身が
熱くなってしまう。
自分の、はしたない部分をすぐに剥がされてしまうようで羞恥に身体を震わせると
シンクに手を掛けたまま背後からズボンのベルトを外され下着ごと脱がされてしまう。
その性急さに先ほど汚した部分を柔らかく指でなぞられて
身体を震わせてしまう。




「ウサギってエロイって聞いてたけど、…これほどとはね。
…いつからここのカタチ変わるほど遊んじゃったの?」

そう言われれば先ほど異物を突っ込み広げた個所を指でなぞられて
思わずシンクにしがみついて悲鳴を上げてしまう。


「ひゃ、ああっ、…ぁあうッ、…遊んでな…」

「…嘘つき、だってここ俺ので散々掻き回してんだから、カタチ覚えてるだろ?」

違う形になってる、と告げて殆んど慣らしもせずに指を内壁に
掠めるように突き入れてられ、立ったままの俺の後ろからしゃがんで、双丘の肉を
押し広げるように指の入れられた個所を眺められ、視線を向けられる感覚。


「どんな間男かしらねーけど、…さァ?…俺のカタチに戻してやるよ」

赤くなった個所を指で触れられ、思わず首を振るう。
間男なんているはずもない、そもそも自分に誘いを向けるのはむしろメスで
つーか間男って何だという怒りを抑えて振り返れば指を増やされて掻き回された。


「…ッは、ぁ…ッあぅ…ぎ、ん…ッ」

「でもこんなエロっ子ウサギを満足させられたとは思えねーけどなァ」

人参を突っ込んでいたとはいえずに首を振いながら衝動に耐える。
先ほどの空しく自分で慰めていた冷たい感触を思い出して涙が双眸から溢れて
シンクへと落ちていく、色の変色した人参が目に入り、先ほど埋めていた個所に
今度は指が増えて背を撓らせながらシンクへと力強く掴まってある一点を
掠めると前を汚してしまいそうな感覚に震えながら腰を振ってしまい。
覆いかぶさるように立ち上がった銀が耳に歯を立てながら指をバラバラに動かせば
唾液をシンク内へと溢るをみれば、
ニンジンがそのままの状態で放置されているのに気付いた様子で
喉を震わせる銀に顔を思わず伏せてしまう。

細かく震える耳は折れて身体もそれにつられて震えており。




「エロウサギィ、前弄るだけじゃ足りなくなっちゃったの?」

「…し、仕方ない、だろ、…銀のせい、でッ!あ、…あぁ…ッ」

前を弄って出すだけじゃ足りない身体にした銀に罵ろうと振り返れば、指とは比べ物に
ならないものが埋め込まれて悲鳴のような喘ぎ声が漏れてしまう。
膝が折れてしまうのを相手の身体とシンクに挟まれて崩れていくことが出来ず
避けることもできない状態で熱い楔が打ち込まれていく。


「ヒ……ぅッ!は、…はァ、…はァ……ッあ!」

「銀さん入ってきたからって余裕ぶっこくんじゃねーよ、ちゃんと奥まで
飲み込ませろや」

意識しようとすればするほど締め付けてしまうのを指摘され
銀の呻く声を耳元で聞いて、その声に叶えようと懸命に自分でも
力を抜こうと腰を動かせば先ほど人参を埋め込んでいた内壁は限界まで広げさせられて
激しく突かれるのを期待して大きく口を開けてしまう。
それでも少しずつ奥へと内壁が力が抜けた場所を入れられていく感覚に
じわじわと火で焼かれる苦しさに首を振った。


「ぁあ、…ッも、…早、く…」

「…早く、何?」

そう聞き返されて思わず唇を噛んでしまう。やっと得られた銀の熱であるのに
これ以上焦らされたら狂うかもしれない。シンクに再び涙が落ちるのを感じるほど
顔を下げていけば尻尾を振る様に尻を振って誘う。
カタカタと震える足は既に力が入らず、それでも懸命に腕に力を込めれば
言葉なくそう媚びるような動きをする自分の身体から銀は身体を引こうとするのを
最後に残った理性が音を立てて崩れ落ちるのを感じた。


「…早く、銀ので、…奥を滅茶苦茶にし、…ゃあああ――…ッ!」

「お望みどおり、滅茶苦茶にしてやらァ、…ッふ、……」

ちゃんとついてこいよ、と告げられてシンクに捕まったまま後からの突き上げに
全身を震わせながらも貪欲に絡みついた襞は銀の熱を逃さないように窄まる。
さらに熱が増したそれをきゅうきゅう引き絞ればその動きに逆らって激しく
最奥を突き上げられて、先ほど人参では届かなかった部分を激しく擦られて
前は弄ってもないのにそそり立ってシンクへと擦りつけられる。
それに蜜を漏らしてしまいそうになりながら耐えていると、腰を掴んで
突き上げていた掌で尻尾を柔らかく揉まれる。


「は…ァッ、あ、…ゃあ…ッ!ぎ、…ん、銀…ッ!」

全身を大きく震わせると、声は既に意味を成さなくて。
角度を変えて再び奥へと突き上げられれば、背を撓らせて先ほどとは
比べ物にならないほどの夥しい白濁をシンクの壁へと吐き出してしまう。




「…アあッー――…ッ!ァ、ぁあ、…ッあ、ぎ、…銀…ッ!」

「…ん、…トシ…、…ッふ…ッ」




ほぼ同時にナカを汚され、そのまま膝の力が抜けていくのを
抱き止められて椅子に座らされれる。熱い感触を残したままの尻に椅子は
冷たく感じて、思わず意識を浮上させると正面に銀の顔が合って。


ニィと笑みを浮かべ、震えて垂れた白い耳へと口付けられる。




「……ひ、ぁッ、」

「…まだまだイけそうじゃね?…カタチ覚えさせてやるつっていったもんなァ」

「………ッ!」

さっきお前が遊んでた人参も突っ込んでやるからさァ、なんて歪んだ唇から
覗く口端からは尖った犬歯が光り。




その言葉に壊される身体を思いながらも、先ほどまで胸を締め付けるほどの
寂しさが霧散して消えていくのに気づいて。
歯が当たらないように口付けが柔らかく施され、唾液を呑み込むと、
口付けに答えるように顔が自然に傾いた。
そして、それに答えるように身体の芯が熱を帯びてくるのを頭の隅で感じていた。









**




完全な闇になるまでの太陽の断末魔は
声なき悲鳴を残して消えていく。
薄く明るいその静寂に飲み込まれたのは自分?

それとも。

今は完全に闇の腕に捕われて、
光さす朝になることを拒んでいた。

























The rabbit of the spoilt child cried today.