日常茶飯事。(18禁/SM)│原作銀土。:さっちゃんの回でSM道具置いてっちゃったけど、どうした?の命題の元書いたお話。SM注意。

*銀魂第四十訓「結婚とは勘違いを一生涯し続けることだ」の
 アニメ版の続きです。






「どうすれば、こんなものが部屋に置かれているのか説明して貰おうか」


「…いやいやいや、ご、誤解だってェエエエッ!!ギャアアア!!」


土方の持った抜き身の日本刀が眼前に迫り、銀時は思わず悲鳴を上げた。
何をすればこんなことになるんだろう。悪いのは俺か?俺だけか?
そんな思考よりも何よりも、この眼前に広がる怪しげな道具の説明をしなければならなかった。








**


始末屋の依頼が終わった矢先に、どこをどうすればこんな展開になるのか
意味不明だった。というか別に分かりたくもないが。
ストーカーの被害に遭っている新八の姉である妙の話を聞いていてもやはり他人ごと
であったが、いざ自分が当事者になるとどうしたらいいか分からないものだ。
街中で勘違いされて纏わりつくぐらいならいいが、それがエスカレートしてきた様な気がする。


で、今日の朝は天井からロープで縛られ吊るされたさっちゃんと三角木馬とそのほか怪しげな
グッズが目が覚めたら眼前にあり、少々呆れた。
相変わらず殺意以外の気配には疎い自分である。
器用だから、自分一人でも楽しめるんじゃねぇか?と本気で思ったほど奇麗に
結ばれているロープに感心しつつ布団の上に座り込む。


「てめー、いい加減にしろよ。銀さんは皆の銀さんなの。一人のものにならねーの」




「ああんっ銀さんたら、さっちゃん銀さんのこと考えて眠れない夜を過ごしたんだゾ」




「この状態で寝たらそれこそ凄くね?…じゃなくって早く片付けてうせろや、納豆女」





枕を抱えしばらく見ていたのだが、それも飽きて二度寝をしようと放置の態勢に入る。
どうせ、今日子供達二人はこの状態をまた誤解して出て行ってしまったから戻ってこないだろう。
それならば寝て過ごそうと欠伸をすれば布団に舞い戻る。
暫くさっちゃんは相変わらずめげない会話を繰り返していたが、流石にそれ以上の放置は
無意味だと感じたのだろうかすごすごと帰って行った。





そのまま玄関の鍵の確認もせず朝寝を決め込んでから数分だったと思う。
そしたらいきなり白刃の嵐だったので堪らない。




「つーか、ガキ共がいる家ン中でこんなもの置くんじゃねェエエエ」







どうやら土方はうちの情緒教育を心配しているらしい。
自分の趣向は重々承知しているがそれでもこの有様は許せないらしく斬りつけて来たのだった。

銀時をギッと睨みつけ、それから如何わしい道具の数々を見まわしてムッとしたように視線を逸らした。
それに同じようにどうに視線をやれば妙に納得して、今は横顔しか見えない土方に視線を向けてしまう。


(…これは分かりにくいけど…嫉妬かねェ…?)






縛ったのを解かれた荒縄が天井から吊るされて道具も使用できるようにしていたのであれば
昨晩銀時が誰かに使ったのだと勘繰るのもおかしくない。
猫のような彼は所有物のように扱われるのが苦手な癖に
そっぽを向かれると焦ってニャーニャー鳴くのだ。
それだからこそ、嫉妬をしているのかと確認しても"違う"とすぐさま否定するだろう。




そんな彼を手玉にする。そんな方法はこれしかない。




「昨日はさァ、たっぷり楽しんだから。寝不足なんだよね、銀さん。
…用がないなら帰れば?」




「…ち…」







ほぉら、こういうと土方は怒っては帰れまい。
怒りながらもその場にどっかりと座り込むと煙草に火をつけた。
怒るぐらいなら帰ればいいのに、本当に素直になれないとは気の毒な感じがする。
それでもそんなところが可愛いと思っているし、やられてしまっているので。


口端を吊り上げて寝転んだまま土方を見上げた。
何かを誘う猫のような笑顔で。





「ならさァ、俺と遊ばない?」


「は…?」




戸惑うような視線を向ける土方の腕を引っ張ると身体を起こし、自分の下へ身体を敷いてしまう。
万年床へ形勢逆転で自分を見上げるようになってしまう土方にも何して遊ぶかは伝わったようだ。
か、と怒りか羞恥かあるいは両方の感情をむき出しにしたように顔を赤く染めるのを
見つめると、相手が何か言おうとするよりも先に唇で唇を塞いでしまう。


「…む…ッ…ンン、…ぅン!」




虚を突かれた人間を押さえ付けるぐらい、たかが知れている。
もちろん迅速に行わなければならないが。

自分の身体を捩りながら何とか抜け出そうとする土方を身体で押さえこんで
ポイントを責めていく。
抑えつける体は強いが、触る手は柔らかく着物越しに撫でて、口付けを深めていく。
最初こそ快楽に飲まれまいと口を閉じていたのだが、その熱を知っていれば
口を開けばどれほど熱くて気持ちいいか心よりも体が反応してしまうのだ。
きっと意思には反してだろう状態で口を開いてしまう土方に思わず笑みが毀れてしまう。







(あぁ、本当に可愛いんだから…)





快楽に慣れさせ身体を開くようにしたのは紛れもなく自分で
それだからこそ少し良心が痛むが、感じるのはそう支配欲。
自分だけしか知らない土方の姿に暫し酔い、口付けを解かず
手を離すと、相手の両手を頭上えまとめ上げ、手首を捻った状態で手錠を掛けてしまう。
流石にキスの陶酔に浸っている場合じゃないと思ったのだろう驚いたように唇を解く
土方の目が困惑と怒りに見開かれていた。


「…て、め…何のつもりだ…ッ、…外せ、コラァアア!」







ガチャガチャと手首を振るう度に金属音が響いて倒錯的ではあるが、手首がひねった状態のため
うまく動かせないようだ。まぁそれを狙ったわけだけど。


手首を布団に縫い付けて先ほどさっちゃんが縛っていたロープで
手首を拘束している手錠の輪っかとを繋ぐと怪しげな三角木馬の足に縛りつけた。
近しい場所にあったため軽く引っ張られるような感じにはなる。
その状態で手を引っ張ろうとすれば手首に擦り傷が残り、拘束された痕になってしまうだろう。


それでも懸命に体を起こそうと身体を捻る為すでに赤い痕がつき始めていた。
身体を起こすと土方の着物の帯を緩めて剥いでしまえば、いつもは隊服に包まれて
日に全く焼けていない白い肌が見えた。手首が拘束されているために
着物は奇妙なところで止まってしまうが、それに構わず先ほどの口付けで
立ちあがっている乳首を指で弾く。


「…あ…っ、ん、…ちょ、外せ、よ……、お前の変な趣味に付き合ってくれる
奴だけ相手にしてればいいだ…ろ…」





「…俺さァ、積極的な奴苦手なんだよねェ…」





「…は…?…は…ぅ…ッ」







ぺろと首筋を赤い舌で辿っていけば、聞き返す声も途中で途切れてしまう。
口付けに目元を紅くさせたままの土方に喉を震わせて目を細めれば、指先で乳首を押し潰した。




「…大丈夫、ばっちりお前、気に入るって〜」







茶化された言葉に土方はキシリとロープが軋む音が大きく揺れてさせた。
高い音を立てるそこに目を向ければ押し潰した乳首を摘まむとキュ、と捻る。
訝しげに歪んだ眉は再び与えられた指での刺激にビクリと震えて布団に落ちた。
片手で下着を引き摺り下ろしてしまうと性急に屹立を掌で握りこめば、すでに熱くなっている
屹立が掌にしっとりと吸いつくようだった。


その変化に土方は頬を赤く染めて視線を逸らすものの手を縛られているため
身体の向きもかえらず、視線は追い付く場所にあったりする。
なので、反らした方向へ顔を向けて視線を覗きこんで口端を吊り上げた。

クチュ、濡れた音が響き渡り半勃ちだったそこは見る見るうちに己の掌の中で育っていく。
手は繋がれたままという異常な状態でも土方が快楽を感じられると知って
僅かに唇を緩ませる。





どこまで俺を許してくれる?


日に日に凶悪になっていく己の思いを。


土方自身を壊してしまいそうなほど向かっているこの気持ちを。










「…お前じゃなきゃ意味がないんだっつーの」







そう呟いた己の声に土方は、暫く視線を此方に緩く戻していたがやがて瞠目した。










**










「ひっ……は――ッ!は…、アァッ」




グチュグチュ、と濡れた音とともに喉を裂けんばかりに叫ぶ声に艶が混じり始める。
縛られたままの両手を上げたまま、土方は大きく両足を広げられ
屹立を勃たせ、しとどに蜜を零しながら先ほどまで閉ざされてた蕾を?き分けて
グロテスクな異物を飲みこませていた。




初めは慣れていない箇所に埋め込まれる大きさに痛みからかがたがた震え、
無理に押し込むと襞が切れて鮮血が蜜に混じった。
だが、巧みに土方のポイントを突くように責めれば快楽に弱い身体はすぐに溶けて
抵抗を塞いで行った。


内部へ異物挿入はいつもは慣らしてから戯れにやる程度である。
そのため、戸惑う視線を向ける土方の身体を無理やり開かせていく。
自分の内に広がる暗い闇は自分をも飲み込んで、土方を黒く染めていく。








男性性器を模したそれは小刻みに動き、人間ではありえない尖端を押し上げるような振動に
異物を締め付けてしかも屹立は熱を吐き出しそうに固く張り詰めている。
それが土方の理性を失わせるほどに羞恥なものであろうと言うことは分かっている。




それなのに止められない。





凶悪な思いが渦巻いて自分を支配している気がしている。


黒々としたそれを襞が絡みついて離さず、内腿の肉が緊張したようにピンと張っている。





「すげ、ここ。ぶっといの飲みこんでさ、エロエロ、…わかる?」





「は…、…あァッ、…分かる、わけ…ね…、あ…、…ッ!」










「へェ、まだ余裕じゃん?…あ、…締まった」




奥まで振動するバイブを突き上げてやれば手錠をガチャガチャ鳴らしながら
声にならない声を上げて逃げ場のない快楽に身体の反応は止められないのか
ギュと襞が異物を食い締めているのが視界に入る。

もはや限界までいっぱいに開かされたそれは
土方の屹立から毀れた蜜を纏い薄明るい中でも光って見え、振動しながらも引き抜かれ
再び押し込まれる衝撃に耐えるように目を瞑る土方にくすと笑う。





「ん…ッ…、…銀、……?」





「…、なァ、どっちが欲しいかその口で言ってみ?……遊んでやるよ、十四郎」








「…悪趣味…野郎…ッ、…早く、…お前の…入れろ……ッ」





震動するバイブを膝に沿わせて引き出される感覚に、蕩け掛けた瞳に力が入る。
その瞳は燃えるような力が宿っていて先ほどまでの理性を失った瞳ではなかった。





あぁ、だからいつまでもお前は奇麗なんだ。
俺の汚れた気持ちすらも飲みこんで昇華する力。
限界はないのかもしれない。








「…く、…ぁああッ!」







バイブを抜き去ると寛げたズボンから屹立を取り出すとイヤイヤをするように
震える膝を腰の力だけで?き分けて突き上がればとたんに悲鳴を
上げて白濁を吐き出して腹を汚す土方。




「…、悪趣味ヤローにさァ、…ヤられてイくなんて。ドMじゃね?」







吐精感に緩む瞳を覗き込んでそう呟けば煩いとばかりに顔を逸らす土方に
さらに奥へと腰を推し進めれば、息を乱す土方の身体がビクリと震えて止まった。
一度イった身体は敏感になっており、触れる個所全てが性感帯のようなものだ。
醜態を晒したくないと抗う理性はすでになく、手が拘束されたまま逃げ場のない
快楽に思うまま揺さぶられながら、腰を揺らめかせる。










「ァ…ッ、ン…ああ…ッ、ア…ツイ…ッ、…ッ」








内壁を押し上げる嵩を増した屹立を締め付ける様に蠢くのに合わせて激しい抽挿を
繰り返すと震えて弾ける。白い濁流に飲み込まれるようにして
視界は白く染まっていった。











**













「…喉乾いた…、」




「飲むか?…口移しだけどな」





自分だけさっぱりした顔をしてイチゴ牛乳のパックを一人で飲んでいる銀時にため息が漏れた。





「つーか、早く外せよ、てめー。…ガキ共が帰って来たら…」





腹の中を突き上げられてそれこそ昼間っから外聞なく喘がされたというのに
気がつけばまだ拘束されたままの腕に土方が文句を言うのも無理はない。








「このまま飼われない?…、…なァんてね」





牛乳パックから毀れた言葉は小さく、すぐに誤魔化す様に笑ってしまう銀時に
目を軽く瞬いた。


それでも夕刻が迫る部屋の薄暗さに流石に不味いと思ったのかロープを解き、
本物と変わらない重さを持った手錠の鍵を外せば、コキと手首を鳴らし目の前にしゃがむ銀時を
思いっきり叩いてやった。








ばしと小気味よく鳴る頭にふんと鼻を鳴らすと目を見開く銀時に
「ばーか」と小さく呟いて、銀時の身体に手を回した。
そのまま抱きよせると先ほどまで乱暴に触れていた手で優しく抱き返された。





「飼われてやるよ、…お前にそんな甲斐性があったらの話だがな」







冷たい鎖や首輪ではなくてこの両腕で事足りるのに
本当に馬鹿だな、と肩を竦め笑ってしまった。










お前の思いがどんなでも受け取るのが自分だけならそれで良い。







そう伝えるように両腕に力を込めて土方は目を閉じた。













試すよりも愛して。
穿つなら熱の楔で全身を焼いてしまえばいい。

思考的には日常茶飯事な愛のカタチで御座いました。日常茶飯事でこんなのしてたら流石に情緒教育的に
アウトかな、と思いながら、うはうはしながら書いた覚えがありますね;;