盲愛ラブソディ(20禁/SM)│原作銀土。沖土が羨ましくて、銀さんが土方君をつないでみました。SM注意。

※これはジャンプ47号233訓「チャックはゆっくり引きあげろ」の
 妄想ですが、多分読んでなくても読めます。


生にも死にも執着できなかった自分に
こんな感情を覚えさせてくれはしなかった。
身を焦がすような、燻る感情が体中を駆け巡って夜も眠れない。




それはある人物に関わることのみだった。
仕事だから、もてるから、案外真面目で人情派だからと自分を
納得させてきたけれど、それでは収まらない熱がある。
それは黒い炎になって、そいつの視界を独占する人物を飲み込んで
焼き尽くすかもしれない。


執着なんて生易しいものではない。





しかし、それに当たる思いを抱いたこともない自分には
名前を付けることも出来ず、ただ腹の奥で燻っている。
それは凶暴になって自分を突き動かそうとして。


でも覚えもない思いなのに
それを出してはいけない気がして必死に抑え込んでいる。
















**









「は…ァ?…今、なんて言った?総一郎君」


「総悟でさァ、旦那。だからねィ、あんま口外すると上がうるさいもんでね」







そういうと目の前に置かれたジュースを手に取り
ストローで中身を一口飲んで再び視線を上げた。



「…ここ2,3日俺ら見なかったけどどうしたつってたでしょ?旦那。
それに答えてあげてるだけでさァ」


「…総治郎君と土方君が首輪で繋がれて廃墟で監禁されてたつって聞こえたけど…」


「ズバリ、そのままでさァ。…トイレもねー様な廃墟の一室にあのマヨ野郎と
閉じ込められてたんでさァ」




チューとジュースを飲む相手が事も無げにそんな発言をしたので
いつも口三寸の自分が二の句を紡げない。
ここは日の光が沢山入る喫茶店だというのに身体が冷えて行くように感じた。




感じたのは強烈な…感情。






「…銀さん急用思い出したからさァ、土方君に仕事終わったら来るように伝えてくんない?」


そう閃いた銀時の瞳は憤りを浮かべた煌めく赤だ。
沖田はゾクと背筋に欲が駆け上るのを感じながら伝書鳩になることを了承した。


立ち上がる銀時の背を見送るとくるりと振り返って告げた。



「後さァ、土方君、2、3日いなくなるかもしんねーわ」


「……了解でさァ。願ったり叶ったりだ、
あの人も使ってねー有給があるから良いんじゃねーですかィ」





悪い子だね、と沖田の返答にそう呟き、口端を吊り上げられるものの
その顔は笑っていない。…その顔は。


銀時がいなくなった場所を眺めながら沖田はギシリと椅子を鳴らした。


(旦那の、あの顔を拝めただけでも収穫だぜィ…)


嫉妬に濡れた瞳を思い出すと背筋をぶるりと震わせる。
沖田は本気で帰ってこねーかも知れねーなと呟きながらも、もう一杯お代わりした。














**





沖田君になんと言われたかまでは分からないが、不承不承といった様子で
土方が万事屋にやってきた。


酒に弱いくせに飲み方をあまり知らない土方を
酔い潰れさせると、首輪を付けさせて鎖で繋いだ。
やっと先ほど感じた憤りが和らいだ気がする。

鎖を窓の格子に縛っておけばギシと軋むものの壊れることはないだろう。
月明かりが二人を照らし、

上気した顔を晒して眠っている土方を見下ろすとずきりと心が少し痛んだ。
しかしもう止めるわけにはいかない。







この感情に名前をつけるために。





ラフな普段着の着流しを剥いでしまうと、土方をすっかり下着のみにしてしまう。
素肌が艶めかしく感じた。

けれど少し朝夕は冷えて来た時分だから、素肌を晒せばぶると震えながら
目をゆっくり開いていく。
そして眼前の銀時を見れば「俺、どうした…?」とぼそぼそと呟く。
まだ半分寝ているのだろう、状況が分からず手を伸ばそうとして、銀時に


手が触れるかというところでジャラ、と鎖が鳴り、自分は首輪をされて拘束されているのだと
急激に覚醒しながら悟っていく。




「…おま…え…ッ」




「…流石、似合うんじゃね?二度目の土方君は違うわ」



「ふ、ざけんな…ッ、はず、せよ…ッ」


ジャラジャラと音を鳴らしながらも外れないことに気づいたのか
首輪を持ちつつも酒で半分呂律が回らないだろう、もどかしそうに眉を潜めて睨んでくる。




「…こんな無防備なところ。…誰かにも晒したってこと、だよね?」


笑みを零し、ジッと視線を向けて届くか届かないかのところに
椅子を持ってきて座った。


聞かれた言葉に、は、と土方は悟ったようだったけど
己の笑みに顔を青くして見せた。


自分の本気に気づいたのだろう。
誰にも自分の弱みは晒さない。仕事柄互いに危険と直面しているゆえに
傍にいるという言葉の意味は重い。
一瞬の油断が命取りになる中で、互いの存在はこの世界との楔に
なる可能性だってある。


しかし、手を離さないし、離せなかった。



土方は息を吐くと目をゆっくり閉じた。




「…ッあ…ッ、…ンン、ふ」



土方は、自分で下着をずらして、屹立を拙い指先で必死に弄っている。
切れた部分が痛く、勃ち上がるように膨らんでくれば更に激痛が走る。
しかし、それを上回る熱に侵されている。
それを椅子から眺め、込み上げる笑みに気づかれないように口端を吊り上げる。


「ちゃんとさァ、俺の手順覚えてる?もっと指使って細かく扱きなよ」


それじゃイけないでしょ?と告げる自分の声が硬質なものであることを
自覚しながらも暗い感情が湧き上がるのは止められない。


首輪をつけられ拘束された状態での自慰に、手順は変わらないのに
目の前にいる自分の視線に羞恥で体が戦慄いているようだ。
泣きそうに顔を歪めながらもう無理だと何度も告げられたけど、無理って何が?と笑顔でかわして
しまい絶望的な表情になった。


慣れた様子で銀時の手順を追う自分の手が恨めしいと感じているかも知れない。
これでは自分でするときはほとんど自分の熱を追っていることになるのだから。

首輪が音をたてて鳴るたびにその異常な状況に眉根を潜めるも
一度高められた熱はもう取り返しのつかないのだ。



「…ッ、…ッ、…ァ…ッンン」



窓を開けたままのため、ギシと首の鎖が鳴るたびに窓の格子が軋んで
音が隣人や階下に響かないかと意識を逃がそうとする。
しかし、そんな土方の意識を引き戻すようにくすりと笑う。


「余裕あンなァ、…このまま突っ込んでもイイってこと?」



ズタズタに裂けて明日歩けないかもね、と残酷な決定事項を
何でもない風にいうのが自分でも恐ろしかった。
首を必死で振って土方は再び一生懸命、震える指先で亀頭を撫で回す。
身体はそうすれば正直でもう堪らないところまで来てしまっていて。
目の前が歪んで、銀時の顔すら揺れて見えるのか。
それは双眸から涙が毀れたのだと思っても止めることができないようだ。



このまま出して、この熱を開放したいというように必死に指を動かせば
椅子から立ち上がってその手を引き離して、指を熱い舌先でしゃぶった。

その仕草にあと少しでイけそうだったのに、と抗議をしようと
したのにようだが、熱く脳内が溶けた。


あの舌で、自分のペニスをしゃぶられているような感覚に陥いるか。
それほど柔らかく指全体を強く吸うように舌を絡めた淫猥な動きで舐めたから。


その仕草だけでびくびくと腰が震えて溜まらなったのか顔を伏せた。





「あー、…あ…ッアア――…ッ!」

留めるだけ留めさせられた熱は限界だったのだろう。
背を撓らせて弄ってもいないのに弾けてしまった。土方は驚いたように目を見張れば
べっとりと濡れた腹が白く汚れており、羞恥に新たに双眸を覆っていた雫が毀れていく。


それを間近で眺めて満足げに微笑んだ。
その笑みに意識が持っていかれそうになるのを堪えるように唇を噛んで。
唇が土方の精液で濡れる。

チュク、と濡れた音を立てて唇から指を引き抜かれれば手を離した。
そしてその指を、先ほど弄っていた部分よりももっと下へと
押し付ける。



「俺をそこでイかしてよ、…エロ方君」

「…へ、…変な言い方すんじゃねェ…よ…、…ふゥッ」




射精して体が痺れるほど熱いのに、後孔を突かれる快感を
覚えさせられた身体は既に隠す場所もないほどに濡れていた。下着を取り去ると
足を軽く開いて、人差し指で襞をかき分けるようにして蕾を確かめる
ように撫でていく。




「ッ…ッン、…ッ、…ぅあ!」


ツプ、と柔らかな肉は異物と言えどぐりぐりと力を込めれば
易く受け入れる。一度開き方を知っている身体だ。
浅い部分で穴を広げるように左右に指を動かせば次第に自分の指だというのに誘い込むように
襞が蠢き始める。どんな顔を晒しているかなんてもう既に頭の端にはない。
首輪をしているから、正真正銘ご主人に従う犬になったかのように。
餌が欲しけりゃいい子にしてな、と肩を竦めて。


根元まで指を少し強引に進めると流石に奥の方までは濡れておらず
苦しさに息が切れる。
肩で大きく息を吐き、力を抜こうとするがうまくいかず眉根を顰めれば
傍にて眺めていただけだったが「しょうがないなァ」と言いつつ近づいてきてしゃがめば
幾分先ほどより萎えてしまった土方の屹立に唇を触れさせると、躊躇いなく口に銜えて。
土方は驚いたように肩をこれまで以上に震わせるとビクビクと身体を震わせる。


「…ぅあ…ッ」


「そのまま指は動かして、…こっちに集中してな」


口に屹立を咥えたまま、そういうのだから土方は堪らないだろう。
舌が弄ったところが傷になっていれば流石にいぶかしむかも知れない。
と内腿に知らずに力が入っていた。


ギュっと大きな波のように襲い来る快感に目を閉じて内腿に力が籠められる。
それでも咥えられた屹立に集中してみえ、その度に内壁は力が抜けて
幾分指を締め付ける力を抜く。それどころか
指を強弱をつけて蠢きながら挟んでくるように変わっていく。

それに指一本だけでは足りないのだろう、無意識にもう一本を沿わせて挿れる。




「…っんんん…、…ッふ…ぁあ…」


ぐちゅ、と濡れた音が咥えた屹立か、内壁か分からないまま
指を二本まとめて動かせば、始めはきつく感じたものの次第に柔らかくほぐれ、爪先が
内壁を擦り上げると濡れた声がと息とともに毀れる。
屹立をその抜き差しに合わせて上下に首を動かして扱くと
首輪に繋がる鎖をジャラジャラと揺らしながら甘い悲鳴を上げる。





「…ヒ…ぁ…ッ、っ…も、…イ…く…から…、ぐ…ッ」



「一回銀さん置いてイったくせにさァ、…」




舌先を亀頭に絡め、吸っていた唇を離してしまうと
毀れた蜜を茎に沿わせて舐め取ると、指を絡めて根元を強く抑え込んだ。
これでは射精出来ず長く痛みを感じることになると青褪めた。

あまりの痛さに息を飲み、呼吸を止めたのをバサリ、と着物を脱いで
上着を脱ぎ落し、裸の上半身を晒しながら見下ろした。
凶悪でそれでも情欲の炎が映る瞳に再び射抜かれる、すっかり柔らかくなった
後孔から指を引き出す。




まるで操られているかのように。




「…イかせて欲しいならさァ、…ナニが欲しいか言えよ」



その瞬間再び頬に熱が赤くなるのをみるも、黙っていてもこの身体の疼きは
自分にしか取り除けないものなのだ。

疼きを与えたのも自分の仕業なのに。

それどころかトラウマになりそうな首輪をつけられて。
そんな異常な状態であるにもかかわらず思考に霞がかかってうまく働かないのだろう。


土方は大きく脚を自ら開きながら僅かに弛んだまま鎖分、
自分に向かい尻を滑らせて襞が見えるようにしてくる。
ゴクリ、と喉が鳴り、欲情していることが知れ、更に土方は頬に熱を
昇らせるが、身体を晒している場合は逆効果と言える。




「…、…銀時の…、…早く…挿れろ、や…」


「…なんか足りねーんだけど、…俺も限界だから…さ」

「…な、…ッ…―――ッ!」


許してやる、と呟く声音にむとして睨もうとするも、既に固く熱くなった
屹立が襞に押し付けていた。
ぬる、と先ほどの精液で濡れた蕾へと屹立を上下に沿わせて
固く勃ち上がらせると襞をかき分けるようにぐっと押しこんでいく。
しかし、指二本で柔らかくしたとはいえど質量の違うソレに再び力を込めてしまい
強く屹立を食い絞める襞に眉根を潜める。


そのため顔を歪め、今日は一度も触れていなかった乳首を摘んで
小さく揉みながら先端を爪で引っ掻く。


「ァ…ッあ、ン、…ひぅ…ッ」

「おーい、ムシャムシャ噛み砕くなよ、まずは舌先で味を確かめて、唾液と混ぜろ。
噛むのは優しく、……じゃねーと弄ってやんねーぞ」



痛みを堪えているはずなのに嫌に冷静に聞こえた自分の声に
土方は瞳を薄らと開ければ、欲に濡れた自分の視線があるだろう。
しかし実際は眉根を顰め強く動いてしまいたい衝動を抑え込みながら、指腹で乳首を押し潰す。
そんな顔だった、はず。


肩で大きく息をつき、自分が言うように味を確かめるように
己の唇を舐めながら力を抜けば、深くまで圧倒的な質量が狭い所を満たし
ながら奥へとその隙間を埋めていく感覚に身悶える。


「……ッんんん…ッ、…ぎ、…んとき…ッ」


「…全部、入ったな、…腹撫でてみろよ…そう。…中で動くのわかるぜ?」



自分の穏やかな声音につられて腹に手を伸ばすと、その隙に激しく腰を
動かした。その時腹を触っててしまえば確かに蠢くものが肉の下に
感じ、思わず自分に手を伸ばされていた。
激しい動きにもう既に声は声にならないようだ。
擦り動かされ首輪は音を立てるが、それはもう気にならなかった。


「あ…あ…ッ、…あ…ッ、…は…ッ、ふ……深…いっ」

内壁を擦られるたびに声が漏れ、さらに自分の熱が煽られていく。


内壁を押し上げるように質量を増し、さらに熱くなった自分の屹立に
強く揉みながらしゃぶられるのを感じながら再び双眸から涙が毀れたのを見た。



「…も、…本当に、繋いでおきたい…」



「…?…、…銀時…、…ァあ!」


思わず呟きが、自嘲気味に笑みと毀れ。無意識に必死にその笑みを消そうとするのか土方自らも腰を
動かして濡れた内壁の力を込めたり抜いたりを繰り返した。
蠢く熱い肉に一旦尖端まで引き出すと、深く根元まで埋め込む大きな動きを繰り返しながら
さらに注挿を繰り返せば大きく震える。



「……ぁ…、…イイ…イイ…ッ、…また、…イ、く…ッ」



「…イイよ、…銀さんもイくし」



余裕を失くした自分の動きに、腰の動きは制限されて苦しいだろう。
それなのに土方は熱い背に腕を回し、体を密着させると、自分の腹の筋肉に
屹立が擦られる度に、内壁に力がこめられる。
腰を押し進め、接合部分が間隔ないように押し付けると土方の身体を気遣う余裕なく
濁流に飲み込まれていく。


ここが何処で、今何時で、それすらも分らなくなってしがみ付いてくる。




「…ん…、ァ…は、…アアア――…ッ!」




「…っ…く…ッ!」


二度目だというのに凄まじい快感によって、土方の腹と自分の腹に精液を吐き出しながら果てると
内壁は強く屹立を締め付け、数回腰を動かしながらほぼ同時に
最奥に精液を吐き出した。



じゃら、と鎖が緩んで、土方の身体の力が抜けてこちらへと倒れてくるのを
足を下ろしながら抱きしめた。










肩で息をしながら数秒意識を失っていた。
顔を上げると自分は燻った熱を刷いたままの双眸でジッと見つめていた。

その瞳に煽られたのか、土方はまだ挿ったままの後孔が疼きそうになったようで
大きく息を吐いた。




「…俺ってさァ、今までこういう感情持ったことなくってさ」




「……、…?」



「十四郎の…こういうとこ、誰にも見せたくねーってこと」




つーか、何怪我してんの?と突っ込むのも忘れなかった。




この感情の名前は知らなかった。
目の前のこいつにしか働かないもの。
それを自覚すれば、コントロールする術を覚えれば済むのかもしれなかった。






(…俺って、サイテー)























しかし土方はあえて答えを言わなかった、


それは嫉妬よりも強い感情、独占欲だ。
独占欲は独占するためなら平気で汚いこともやる。
だから俺が銀時に抱いている感情も独占欲だ。

だから教えない。


銀時が俺を閉じ込めたいと同時に、俺も銀時を閉じ込めておきたいから。


罪悪を煽るだけ煽って銀時をこの身体に繋ぐ。
そうすれば銀時は離れていかないだろうと。







こいつが見せる欲の炎は決して人には見せられない、見せたくない。
自分だけに向けられた狂った情愛だった。




(…最低だな、…俺は)



**



互いに最低なら共に堕ちようか。
理解されない世界から遠く二人だけの世界へ。







Which is it that was caught?

沖土のファンの方たちがとても羨ましくて、ついついこういう話を書いちゃいました(笑)
拘束監禁はお金持ちさんの方がするのが通例であるのに、なかなかままならない感じでスイマセン。