A covalent bond of Crystal.(18禁/小スカ注意)│原作銀土。エッチに「おしっこタイム」は出来ない。

「…ッ、はァ、…ンッ」
「ちょ。…噛み締めん、な…」

丑三つ時、とも呼べる時間体であることは、外界の音が静かに途絶えることで分かるようになったのは、この場所に慣れ過ぎているからだろうか。
あまりいい傾向ではない、そんなことは分かり過ぎているほど分かっている。

万事屋の主と閨を共にするような関係になったのは、成り行きだった。
甘んじて自分が女役をしていることについては、いやに慣れ過ぎたこの男の顔が必死だったから。
(…気持ち悪かったら、やめっから……、とか言いながら…)
それでも、この男は手を振り解こうとしなかった。
気持ち悪いとも痛いとも訴えて止めさせようとも思った。
しかし、下から覗きこんだ、この男の欲に塗れた顔が必死だったから。
笑い飛ばしてやろうとして、止めてしまった。
その抵抗のなさが了承の意と汲んだか否か、それは一目瞭然だった。

以来、この男と奇妙な関係が続いている。
今宵も今宵とて、連勤上がりで一人酒を呑んでいると、ひょっこり銀髪の頭が覗いたのだ。
万年仕事のねぇ野郎のくせして、オンオフの切り替えが出来るのか、こっちが仕事が忙しい時には近づいても来ない。
それなのにオフに入った途端、姿を現す。
その嗅覚の良さに僅かに眉を顰めると、何に気付いたのか、何が分かったのか、万事屋は緩く唇を吊り上げた。
店でほろ酔い程度まで酔っ払い、気分がよくなった辺りで万事屋に連れ込まれた。
しん、と静まり返る家の中に僅かに足を止めれば、「神楽、今日はいねェから」と全く逆のことを言われた。
それが心配で戸惑ったようだ、と自分の行動を弁護したくなったが、これ以上何を言っても無駄のような気がする。
それどころか「照れちゃってェ〜」とニヤニヤとからかわれるに決まっている。

照明の少ない万事屋で、日本酒を傾け、万事屋が作ったツマミを口に入れる。
程良く酔い、気分も明日のオフのため、目の前の男がいけ好かない奴であってもそれほど悪くはない。
なんて言ってたら、万年床の万事屋の布団に連れ込まれたのだ。
ほろ酔いに酔った覚束無い足取りで絡まるように倒れ込んだのは、何時頃だったのかは覚えていない。
同じ酒の香のする万事屋が全く明かりの届かない室内でにぃ、と厭らしく笑ったのだけは覚えている。

「ぁ、…ッ…ひァ、…ッ」
「…ん、…うわ、すげ。…エロエロじゃん、もう」
銀さんちょっとしか触ってないのにィ、と妙に嬉しげに亀頭の尖端を指腹で押され、身体が跳ねる。
直接的な接触はなくとも、長い口付けが施され、それですでに反応していた熱を指摘されたようで、強く睨むも効果はないようだった。
脳天が痺れるような舌と唾液の会合、舌の根元がこんなに感じる部分だとは思わなかった。
自分では触れることの出来ない場所が触れられ、開拓されていく。
それは本能的な恐怖が、自分の身体を占めているのに、もはや身体中に回った毒のようだ。
肩から乱された着物がずり落ち、暑い万事屋の中で主はすでに上半身裸の状態で俺の身体の上に覆いかぶさっているようだ。
長い長い口付けから解放され、下着に手を伸ばされれば制止する間もなく、ぐりぐりと親指で触られたのだ。
自分の身体のことだ、自分が一番分かっている。
だからこそ隠そうと思ったのに、それも叶わず弄られ悲鳴のような声を上げてしまった。
下着に先走りの蜜が毀れ濡らされていくのが分かる、その気持ち悪さに僅かに腰を捩った。
下着の中に手を突っ込まれ、ゆっくりと屹立を持ち上げられ引き出されれば、そこはもう形が変わるほど熱を帯びていた。
それに気付いて視線を背ければ、万事屋はニタニタと笑った。

「…溜まってるなァ、…ここ見てみろよ…」
「、し、かたねーだろ……ッ」
下着から引きずり出された屹立の尖端のパクパクと物欲しげに動いている部分を指腹で弄られ、思わず腰を揺すってしまうほどに感じてしまう。

最近忙しくて、つい自分の身体には構ってやらなかった。
多少熱を抜いてやった方が、男の身体は疲れが取れやすい。
そう知っていて尚、特に必要を感じなかったのは仕事に中毒だからか。
万事屋と出会う前の俺はいったいどうしていただろうか。
まァ遊郭へ行って適当な女を引っ掛けるぐらいはしていた筈、それなのに、それを必要としなくなったのはどうしてだろう。
万事屋との行為が後腐れがなく、それでいて面倒にはならないからだろうか。
自分が女役をやらざるを得ないという屈辱はあるものの具合が良く、始めの頃より体に負担がかからないせいか。
なにはともあれ、こうした自分が下にならなくてはならないとごねたことはあったものの経験が少ない自分では分が悪い。
自分が息を乱していると、同じように万事屋が顔を顰めて俺を見下ろしているのは、なんというか下半身にキた。

いつも死んだ魚の目のように濁った眠そうな目をしている万事屋が真剣で、それでいて欲を押し殺せない眸をしていることに呑まれてしまった。
男臭い、それでいて何処か感情を押し殺したような真剣な眸。
普通では見られないかもしれない、だから、こうしてみたことがあるのは俺だけなのかもしれないというある種の優越。
散々弄られ馴らされ、身体中の熱と外気の暑気に、思考はうまく紡げない。
自分が何を口走ったのかすら記憶に残らない、思考すらも溶かしていくような熱の奔流に理性など保てるはずもない。
グチュ、と何処か泡立ったようなねば付いた水音が響き渡ったことに目元を赤く染めれば万事屋は「今更」と呟いて笑う。

「あ、あ、あ―ァ…ッ、…ッ…ッ」
「そぉそ、そうやって大きく開けてな。…ク、…」
堪えるような、痛みを訴えるような万事屋の呟きに思わず目を開けてしまうと、にやりと万事屋は男臭く笑った。
それからは熱の奔流に思う様に流されるだけだ。
引き抜かれ巻き込まれる柔らかい襞が、万事屋の屹立に絡みつく。
それに気付くももはや自分には自分の身体の制御は不可能である。
自分の身体なのに、自分で制御が出来ないのはどういうことだと罵ってやりたい気持ちではあるが、それは本当なのだから仕方がない。
ガクガクと強く揺さぶられ、深く埋められた万事屋の屹立の形まで覚えてしまった其処はゆっくり確実に万事屋の形に広がっていく。
始めは痛くて仕方がなかったのに、今では少し前を弄られ解されればなんなく受け入れてしまうのだ。
(…絆されてる、ヤバイ…、マジで…)

その途端、力を入れてしまい眉根を顰める万事屋に、意識は冒頭に戻る。
やんごとなき事情が下腹部のあたりからじわじわと、中枢を通り電脳命令を下す辺りまで駆け上がる。

「いたた…ッ、なに。いきなり力入れてェ、…」
いまさら痛いとか、体内部のことではないし、万事屋が思うような快楽的なことでもない。
(…どうせコイツは足りねぇんだろ、とかなんだと言ってくるだろ)
先ほどまでアルコールを沢山ではないが飲んでいるし、じわじわとせり上がるものは経験上アレだということは分かる。
いまさら恥ずかしがっているわけにもいかないし、カッコつけ、雰囲気を慮るような相手でもない。

「…いや、おしっこしたい。…早く、抜け」
「は、?…おま、鬼の副長がおしっことか、可愛すぎるんですけどー?」
「…ッァ、ば、か、テメー、でかくすん、な…ッ!」
再び万事屋の屹立が熱く押し上げてきたのだから堪らない。
慌てて引き抜こうとするも、内壁も収縮し離そうとしないのだからどんだけーと叫びたくもなる。
前立腺をぐりぐりと刺激され、吐精感も高まるのと同時に尿意も高まってくる。
結構限界を感じて眉を顰め、何とか抜こうと万事屋の腹を押すが、腰に力を入れていた万事屋はぐりぐりと腰を押しつけてくる。

「…ッ、も、れる…ッ、だろーが…ッ、早く、のけぇ…ッ」
「あー本当だ、パンパン。…しょうがねェなァ、じゃ俺が連れてってやるよ」
「あ?…べ、別にイイ…ッ。ひ、ぐ…ッ」
その途端に、カリの部分が引き抜かれていき、それが引っかかり再び声を上げてしまうものの尿意はもはや限界だった。
取り繕う時間もなく、何とか立ち上がると万事屋の便所の方へと足早に行こうとすれば、手を引かれる。

「な、に…ッ?って本当にヤバイって…ッ」
「ん?だってさァ、ザーメン出さないとさ。…ションベン出ないじゃん?」
手伝ってやるからよ、そんな風に言いながら引っ張りこまれたのは、万事屋の浴室だった。
相変わらず狭いが、メガネの掃除の賜物なのか意外と片付いている其処に突き飛ばされると、その衝撃で漏らしそうになるが辛うじて耐えて視線を向ける。

「だってさァ、…土方君がションベン漏らすとこ、見たいし?」
「………―――…ッ!」
(……ドS野郎がァアアア!!)
ブルブルと全身にまで震えが走り、それでも尿意の高まりはあるものの一向に排尿には繋がらない。
浴室の床に突き飛ばされた衝撃で漏れるかと思ったものも、やはり万事屋の指摘通り勃起した部分からは先に精液を出さなければ出ないようだ。
チクショウ、そう呟きながらも膝を曲げ大きく足を広げると自分の屹立を手に持ち、扱き始める。
屈辱を感じながらも、身体の反応は止められず先ほどまで万事屋が入っていた個所は緩く蠢いているようで。
せめて顔を見せないように、明るい照明の下で俯きながら懸命に扱けば、その手を取られてしまう。

「…な…ッ……ッ?」
「相変わらず強情なんだからァ〜、俺が手伝うって言ったでしょ?」
大きく浴室の床で足を広げさせられた俺は、再びそんな狭い個所で万事屋の屹立を埋め込まれることになってしまう。
もはや自分の抵抗など出来ない。
ズブズブ、と再び埋め込まれていく熱に身体を硬直させながら、屹立は限界を感じて細かく震えている。

「ひ、あああ――…ッや、め…ッ」
「…イイじゃん、サイコウに気持ち良く飛ばしてやっからよォ……ッ」
「…ァ、…ッも、れる……ッ」
堪えようとすると、腰を突き上げられ最早限界まで後、数秒足らずしかない。
内壁を擦られ、先ほど限界まで広げられた其処は、それ以上に広がって万事屋の屹立を飲み込んできゅうきゅうと締め付けてしまう。
前立腺に万事屋の屹立の傘の部分が引っ掛かってそれが堪らなく気持ちがイイ。
男の身体は、直接屹立で達することの他に、ナカでもイかされることを知ったのは、あまり嬉しくはない。
万事屋の屹立を深々と咥え込んだ其処が、細かく痙攣を始めて視界がぼやけてしまう。
こんな風に簡単にイかされてしまうことが悔しいのに、この熱を知らなかった過去には戻れないのだ、そう気付いている。
ぶるり、と大きく万事屋の身体が震えたと思った。
片足を掬い上げられ、深く繋がったまま腰を強く動かされた衝撃で内壁は細かく震え、強弱を付けて屹立を引きこんだ。

「ァ、ああ―……ッ!よ、ろずや…、ああ…ッで、る…ッ」
「……ッ」
その瞬間、先ほどからずっと勃起したままだった屹立からは精液が吹き出してしまい、万事屋の何処か堪える様な呟きが耳に入った。
しかし、自分のものとは思えない切羽詰まった甲高い声が狭い浴室に響き渡り、その呟きをかき消してしまう。
内壁を伝わり毀れていく万事屋の精液が、最奥を汚していくのをブルブルと尻の肉を震わせながらも受け止める。
そして飛び出し腹や万事屋の腹まで汚した精液が何度かに分けて吐き出されると、次に生温かいものが尖端より毀れてしまう。

「あ、あ…、あ、…、見る、なァ……ッ」
「どうしてェ〜?いっぱい出たなァ、…我慢してたもんな、気持ちイイ?」
最早何に羞恥を感じたらいいか分からず、それでも自分の意志とはお構いなしにパクパクと鈴口が動いて薄黄色の液体を垂れ流す。
一度毀れてしまうと、もはや出し切るしか手はなく、万事屋の目の前で漏らすという屈辱的なことを喫してしまう。
しかし、内壁を擦られ前立腺を突き上げられた衝撃で絶頂に達したまま、排泄をすることに背徳じみた悦楽を感じてしまうのはどうしてか。
生温かい液体が身体を滑って浴室のタイルへ毀れ堕ちていくのを眼を閉じ、そのまま意識を失いたい気持ちで口を手の甲で覆った。
万事屋は、にーと厭らしく笑みを浮かべてその手を容易く剥がすと、そのまま引っ張って起こされた。
勿論力の入らない俺の身体は、万事屋の思うままに、汚れたままの身体でナカに入ったままの万事屋の屹立が動くのを気にしながら倒れるしかなく。
俺の身体を危なげなく抱きしめた万事屋の腕は強く、ただ熱く感じた。

急速に白い波へと引き摺りこまれていく。それこそ自分が渇望していたものだと、意識が勝手に逃避する。
それでも解かれない熱い腕に、自分はどこかホッとしていた。
(いやいやいや、それはおかしい、だろ、……)
自分が感化されてきているのを、何処かで必死に否定し鬩ぎ合う意識もぷつりと途切れ、後に待つの白い闇だけだった。



気付けば、柔らかい布団の上に寝かされていた。
身体中がぎしぎしと痛みが走るが、濡れた感触はなくさっぱりしている気がする。
右横を見れば、気持ちよさそうに眠っている万事屋がごろり、と此方へと顔を向けて寝がえりを打つ。
其れに心臓を跳ねさせてしまう自分に怒りを覚えつつも、柔らかそうな前髪に手を伸ばし軽く撫でる。
ふわふわと柔らかいその手触りに、僅かに癖になって何度か指で弄ればゆっくり万事屋の赤く深い色の眸が開かれる。
ん?というように首を傾げる寝ぼけ眼の、この男の鼻を腹いせに抓んでやった。

「今度はトイレで、ションベンしてる土方君を後ろからヤりたい」
そんな風に言いだす万事屋に、耳まで熱くなるほど顔を赤らめてしまった俺は、拳骨を一発お見舞いすることになる。
今は、抓んでいた指が解かれ、再び優しく施され絡められる口付けに目を閉じる。
そんなことで帳消しになるような夜ではなかったが。



熱に浮かされ、熱に溺れる、そんな時間を共有するのならば。
掛け替えのない時間を過ごすことになるんだろう。
きっと、この季節が過ぎ去っても共にいる様な。




I cannot stand being classed lumped together with that sort of fellow.

始めから最後までずっとヤってるわりには、それほどエロくなかったような気がするのはどうしてか(笑)
副長の「おしっこタイム」に萌えてしまい、思わずスカでした(遠く)なんかやっとサイトらしいのが書けたような;;