Mirror of the liar.【後】(18禁/女体注意)│原作銀土。女体なのにシリアス。案外銀さん酷いです。

鏡に映る自分はどんな顔をしている?
鏡だけでは納まりきれない欲に濡れた顔。
偽ってもそんな酷い部分ばかりが透けて見えてしまう。

それはどうしてなんだろう。


鏡は真実を映す?それとも偽り?


今の自分はきっと醜い顔をして映るんだろう。







**



そのまま布団に身体を倒されると、口付けられながら掌は優しく形が変わるほど柔らかく乳房を何度も揉まれていく。
その感覚にくすぐったいと快いの中間をふわりと浮き上がっているようだ。



「ふぁ、・・・ぁむ…ッ」

「いきなりさァ、女になってるし…、あんなこと言うし」
手加減できねーよ?と唇を吊り上げた銀時は男臭く、やっぱり女の身体のほうが嬉しいんだろうかと不安になったりもした。
自分を女にした怪しげな薬は、確かに合法であるから長い効果は望めないだろう。
それなら、いっそこの一瞬で絶頂のまま息の根を止めて欲しいとまで願った。
いつの間にかこの男に、全てを投げ出してしまっているのだった。

そうして、気付けばもうのっぺきならない場所で足踏みをしてしまっている。
落ちる先は奈落の闇か、それとも。

この薬はしかも、自分を女にしただけでは留まらなかった。
甘い香のする万事屋の着物に袖を通しているだけで実は身体の心が燻っていた。
しかしその感覚に気付かない振りをして、どうしたらいいか分からず縋った。
未知の感覚に酔いしれるように目を閉じて唇を薄ら開けていた。
しかし身体のそこから湧き上がる感覚は男のそれとは違い、吐き出せば収まるような熱ではない、そう気付くのは翻弄される熱に溺れた時だった。

「ァあ…ッ、…そ、そこばっか…、ぁん…ッ」

「此処抓まれるの好きなのは、女の身体になってもかわらねーのなァ…」
で、痛くされるも好き?そう囁かれながら爪で乳首を抓まれながら引っかかれると仰け反りながら声が零れてしまう。
男の胸よりも大きく膨らんだ乳首がピンと立ち上がっているのが視界に映って堪らなくなる。
素肌に万事屋の着流しを羽織っただけだったから、淫らに映っているのだろう。
それでも自分の熱は留まる事は知らず、身体を震わせて指はシーツをかき乱す。
口付けていた唇が解かれると、そのまま首筋を擦っていった舌は乳白色の丸い乳房へと滑らされる。
柔らかく擽られ、熱く濡れた感触にギュ、と掌を拳にして腰をくねらせてしまう。

「柔らかーい、…で…すげ、感じ易い…男だったらイってたなァ」

「………ッひ、ぁあ…ッ」

もしかしてもうイってたり?と下着の上から触られれば、女性の性器になってしまった其処はグチャ、と予想外に濡れた音が響き、自分でも驚いてしまう。
それは万事屋も同じだったようで、その湿り具合から其処を何度も弄るように撫でながら「もしかして、…洩らしちゃった?」と笑みを含んで呟かれ、首を懸命に振れば、赤く尖った乳首を強く吸われる。

「ゃあああっ!」

仰け反った隙に、濡れて張りついた下着を指で下げられて薄い濡れた毛を濡らした割れ目が赤い口を開けて大量に透明な雫を零す。
その感覚に此方も洩らしたのではないかと目元を赤くしてしまう。
いつの間にか瞳に雫を溜めた其処はしとどに頬を濡らしていた。
其処に指を突っ込まれ薄く毛に引っかかる場所をかき混ぜられると
濡れた音が響き渡り、足は軽く立てられたまま内腿が震えてしまう。

指で其処を弄られるままにぱっくりと開いた花弁のような襞は固い蕾の部分を隠すように頑なになっていた淑女のような部分と、濡れて誘うように蠢く悪女の部分が両極端に存在する。

固く閉じた蕾の部分を濡れた指の腹を押し付けるように動かせば感覚は男であるにも関わらずビクっと腰が震えてしまった。

いつもは自分では湿らない箇所である其処は、万事屋を受け入れるように
最後には大きく口を開ける。さほど時間がかからない其処の柔らかさに
驚きながらも、男である自分がそれを受け入れる事への恐怖にやっと気付いた。

赤子のように乳房に吸い付いた万事屋に耐え切れないように視線を向ければ
クス、とその恐怖に気付いたように目を細めて笑った。


「そう言えば、さ。…後ろも前もバージンは俺のもの、な?」

「や、…ヤダ、やっぱやめろ…ッ!」

「此処まできといて引き下がれるかってェ…、」
大丈夫、後ろの時だってきっちりやってやったろ?といわれ
いつの間にか手に持つゴムの包みをピ、と歯で噛み千切る様子に、挿れられるものを知る。

本気でまずい。暴れようと足に力を込めようとするが全く力が入らない。
寧ろ足の力が抜けてしまい、広げられるように大きく足が外側へと倒れる。

(………、……!)

黒光りするそれが薄い膜に覆われて行くのをまるでスローモーションのように感じてしまう。
いつもはない、自ら濡れるその箇所が物欲しげに蠢くのを感じ、鳥肌が立つほどの恐怖だというのに動けない。
それでも逃げを打っていたのだろう最後に震えながら布団に押し付けていた腰を引き寄せられビク、と体が震えてしまった。

押し当てられたものは熱くて固い。いつもの尻よりも柔らかい性器は大きく
口を開けたまま襞が蠢き、歓喜するように銀時の先端を擽った。

「ひ、…ぃ――…ッ!」

「ぐちゃぐちゃ、だけどやっぱり初めてなァ…、…ク」

ぷつん、とどこか切れる音が聞こえた気がして、声を飲んで息を一瞬止める。
バージン戴きィと茶化すようにズッと奥へと腰を動かされ、湧き上がる痛みが内壁を擽る様に感じ、膣内の締め付けは強くなる。

それなのに女の身体は柔らかく受け入れる準備が整っていないにもかかわらず奥まで食い込む。

ゴツ、といつもなら当たる筈の恥骨の衝撃なく尻に柔らかく触れる銀時の
筋肉質の太腿に違和感を感じながら、もともと受け入れるために出来ている女の身体で熱を感じる。
当然だろう、これが自然の形なんだから。



柔らかく薄い毛が絡み合うように愛液がさらに滑りを良くしながら、中から溢れる蜜が自然と湿らせ柔らかくし、熱を頬張っているようだ。

「やぁあ…ッ、ど、…どうし、…、ッあ、…アッ!」

「ん、…、銀さんがちゃんとしてやるからさァ、…安心しろ、…よッ」

「あ、・…アッ、…アッ、…はァ、はッ」

腰を突き上げるように動かしながら大きく開かせた脚を、自分の肩に掛けさせるとそのまま繋がりは再び深くなってグチャ、と濡れた音が響き渡った。
体内からわき上がる蜜はさらに濃度を増したようだった、絡みつきながら痺れ陶酔したようになる。

身体を倒した銀時に突き上げる動きを変えずに、左の乳房に歯を立てられそのまま甘く噛まれると、反射的に背中を撓らせて白い顎を突き上げる。

「っ…ぁあ――…ッ!」

「…すげ、締め付け、…胸弄られながらケツ穴グリグリされんの好きだもんな、ァッ」

ヘンタイと罵ってやりたいが、確かに身体の奥は悦んでしまっており、それは出来なかった。


もう自分の状態がどうなっているか分からず、感じるままに声を上げることにしかできなくなる。

女の身体になって、男の身体のようにそれでも銀時に好きにされて。

本当は女の方がいいんじゃないかとか、そんな思いが生じるのに、それすらもどうすればいいか、どうなればいいのかすら分からなくなる。

男の様に達することが出来ないため熱が燻り、絶頂の状態が長く続く。
苦しくなり、銀時の背に腕を回すとしがみつくように手に力を込める。
結合部分を無意識にすり寄せて、いつもは触れない箇所に蜜が柔らかく毀れる。
その動きに、開いた膣の奥を突き上げていた銀時も締め付けられて、はァと熱い息を吐き出し、乳首を吸われる。

ゾクゾクと腰を震わせるが、それでも達することが出来ないまま、腰を無意識に上下に揺らし熱を強請る様にしてしまう。


女の俺も、男の俺も、銀時に差し出してもなお、自由な銀時の心は手に入れられない。

それに気付いても、それを引き止める術はない。

だからこそ、湧き上がった感情は、こいつに捧げられるもんがあったら捧げるから完全に銀時のものにしてほしいという思いだけ。
自分の身体で留められないならいっそ、自分がもう銀時のものになってしまえばいい。
そうすれば、他に誰が銀時のものになろうと、銀時が誰かの心を奪おうと
知ったことではない。

どうかしてる、なんて、自分でも充分過ぎるほど分かっている。
自由な心は自由な心のままが魅力なのだ。



柔らかく乳首を吸われたまま腰を回され、口を開けたそこは痙攣をしたように蜜をどっと増やすが、長引く悦の感覚に、警戒信号のように目がチカチカし始める。

ゴム越しの相手の熱に絡み付きながら、貪欲に熱を取り込もうとしている内壁に、双眸から盛り上がった透明な滴は再び頬を濡らし始める。
未知な感覚であるにも拘らず、満たされた身体になるのはどうしてか。

(銀時で、…いっぱい………)

それなのに心は空虚で満たされない故、額を銀時の肩へ擦りつける。
回した手を取られて押さえつけられれば、弄られていない乳房が
揺れるのを感じながら、銀時の熱を締め付けてしまう。

その途端ゴム越しに熱が弾け、堪えるように眉根を顰めた銀時が間近で息を吐き出すのを眺めやり、自分は極めていないのに背筋に駆け上がるものを感じた。
呻きながら息を深く吐きながら引き抜く銀時に、身体の奥を擦られ息を吐きながらも縋るように視線を向けてしまう。
浅ましいと思いながら燻る体の熱を取り除けるのは目の前の銀時だけだと知っている。

引き抜いた銀時の黒々とした熱はまだ力を保ったままするりと白濁を溜めた
ゴムを抜き去り、口を縛って床へと落とされる。
その音にも視線を向けられない、銀時の視線に掬い上げられるように縋る視線を絡めてしまったから。


「ねェ、もてもての十四郎君?…女ってさァナカで出してやらねーとイケねーって知ってた?」

「…、…?…ひ、…まさ、か…」
うん。そー、そのまさか、と軽い口調で言って抱き上げられると向き合うような形になって再び押し当てられたのはゴムもつけていない状態で。

流石にナカに出されるのは、と身体ががたがたと震え始める。

初めてヤられた部分は赤くなり、出血こそしてないが破られた処女膜は、ひりついて押し当てられる感触に流石に硬くなってしまう。

首を横に振りながらも、身体は言う事を聞かずに声すらも出ない。


もてもてなのは、お前だろ、そんな風に罵りたい気持ちで睨むように見返せばそんな様子を鼻で笑う銀時に小さく息を飲んだ。

そんな事今かんけーねーだろ?そう言われているようで再び体内へと戻っていく銀時の熱が、今度は直接膣内に収まっていくのを対した拒絶もできずに埋められていく。
ぐちゃ、と足裏を抱えられ隙間なく埋められると、ゴム越しではない熱に眩暈がする。

「は…ァッ、…はァ、…ンッ、…!」
大きく肩で息をしながらもそれを凌げる術もなくて、揺さぶられるまま
身体を寄せるしか出来なくて。
それでも歓喜してしまっているのは、身体か、それとも心か。
首を振って熱を散らそうとするが、それも出来ずに突き上げられれば身体を震わせてしまう。

それでもナカで出されるのはまずいと思いながら銀時の背中を叩けば、密着したまま銀時は笑う。

「…もしかしたら子供出来ちゃうんじゃね?」

「な、…、・・・そんなわけ…ッ!」

「ないとは言い切れねーでしょ?…ねェ」
再び奥を突き上げられ声が殺しきれない。その動きに涙が頬を伝って
首を振るい背に爪を立てながら、無理を強いる銀時の本気に気付いて体が硬直する。

マジでやる気だ、と気付いた。それなのに女の身体は、ずっぽりと飲み込んだままくっついて離れていかない。
接合部分から響き渡る濡れて泡立つ音がそれを物語っていた。

子供のように悲鳴を上げるも、身体はそうはいかないのだ。
酷く突き上げられているのに身体の奥底ではそれを喜んでしまっている。

それを否定できずに白い背を仰け反らせると、銀時に向かって胸を突き出している格好になり、再び胸を掬われる様に舌で舐められ自らも腰を揺すってしまう。


「ゃああッ、ぎ、ん…ッ」

「やっぱ、生じゃねーとなァ…、つーかゴチャゴチャ考えてんじゃねーよ」

そう言われ乳首から口を離されると、口付けられる。
舌の感触にこちらも思いを伝えるように絡める。熱と思いの交換、深い部分まで繋がっているのに伝わらない、伝えられない思いがあるのは何故?

言葉にしないのに、伝わってしまう思いがあるのも。
口付けを解かれないまま膝裏を持って、激しく突き上げられると乾いた音を
互いの皮膚の上で響かせ、接合部分は濡れた音を。
その矛盾した音を響かせながらも、声だけは互いに吐息を混じらせ合わせられる。

感覚が狂う、そう生じた思いに思考が霧散する。

びしょびしょに濡れた割れ目からは赤い花弁が解けるように開き突き上げられるたびに捲れ上がる。
ふくよかな胸は揺れて、舐められ噛まれ赤くなった乳首はピンと立ち上がっている。

それにもう意識を置く事は出来ない。自分の身体がどうなろうと
銀時に対する思いは変わらない。それどころか思いは膨れ上がって。

女が羨ましいと思ったが、自分はどうなっても女にはなれない。

それに気付いて尚、止められないのは。

息を乱しながら、胸を擦り付けるようにしがみ付けば、最奥へと突き上げたまま銀時は動きを止めて、顎先を舐めた。

そのまま熱くナカを白濁が注がれる感覚に、長引かせていた絶頂の苦しさから堪える事は出来ずに、締め付けたまま愛液を飛び散らかせた。


「…、ひああァ――…!」

「ふ、…、……ッ」
身体が弛緩していくように腰から力が抜け背から倒れそうになるのを
手を伸ばし支えられながら布団へ軟着地する。

その瞬間も痺れるような絶頂感に割れ目は濡れたまま大きく蠢き奥へと
出された白濁を美味しそうに飲んでいた。

それすらも自分のものに、というように。




そうして気付いた。自分は銀時の心が欲しいのだと。
強請るように銀時に手を伸ばし、その手を取られるとゆっくり目を閉じた。

自分の心は自分だけが知っていればいい、だけど。
それを掬い取れるのは銀時だけだ。

そう気付き意識を失った。




次に気付いたのは、障子を朝日が差し込むようになってから。
身体を起こせば隣で寝ていたはずの銀時は居なくなっており。

ふと違和感を感じて胸元を見下ろせば、銀時の着物の袷から真平らな胸が見え、ホッとするのと同時に激しく抱かれた先程までの熱を思い出す。

女性の身体であっても心は変わらない、だけど。女の身体でない自分に
それ以上繋ぎとめる事は出来ないと気付くのだ。

再び身体を横にして目を閉じる。

銀時と親しげに歩くのは自分じゃなく、昨日見た女で。
ベッドでのたうつように絡み合う男女は…。

ふと背に感じた熱にハッと目を開ければいつの間にか戻ってきていた銀時が
座ったまま背を向け、背と背を合わせているのだった。

それに目を開けながらもそっと息を乱すことなくジッとしていると銀時は
こちらが起きたのを気付いていないで一人ごちる。


「全く、…無理させちまう何ざ」

余裕なしだよなァと自嘲染みた声に目を瞬く。
それだけに留まらず身じろぐと、起きてたのかよ?とこちらの視線を向けずに言われ答えられず身体を丸める。


「…ホント、男の身体の十四郎だけでもおかしくなりそうなのによォ、女の身体してくるなんて」

無茶させちまうだろーがと言いながら手を額に当てる様子に身体を起こしてしまう。
こちらに視線を向けない銀時の耳は赤く染まっており、どうやら顔を赤くしているため、こちらを向けないで居るらしかった。

肩を引きその顔を覗き込めば、「どれだけお前を好きにさせる気だっつーの」そう呟く声は小さかったが、しっかりしたもので。


「…女のほうが、…好きじゃなかったのかよ…?」

「なにいっちゃってんの?確かにお前に会うまではそうだったけどよォ。
…テメーが全部塗り替えたんだっつーの」
責任とれや、なんて理不尽に呟かれ、あァもうと再びそっぽを向いて顔を赤らめている。
その様子に目を瞬きながらも、先程までの空虚な心が満たされる想いだった。
女の身体で感じた銀時の心も、男の身体で感じた銀時の心も同じなのだと気付いた。
そっと背に身体を摺り寄せて抱きつくと、こちらへと身体を向けた銀時に口付けられた。

誤魔化すような熱い唇の口付けに、泣き笑いのように喉が震えながらも応えるのだった。





その後、思い出すように胸を撫でられ、「お前、結構巨乳だったよなァ」とにやけ面で呟かれるたびに、鉄拳を繰り出す事になるのは言うまでもない話だった。










**




心は映さない真実の鏡に頼るのは
もう止めた。

身体で伝えて、言葉で伝えて。




偽らない心がきっと伝わるから。























Even if it is any kind of figure, I am your thing.

描写が生々しいのは目をつぶって頂けると嬉しいです。この後に男の身体になった土方君との
一戦を書きかけてくどくて止めました(笑)なんにせよ、実はヘタレ銀さんのが書きやすいです。